晩夏の北陸を巡る弾丸ツーリング ~福井・東尋坊から石川・能登島まで編~

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石川にある能登一宮・気多大社を(一応)目指して
走り始めた‟距離がばライダー”ことバイクBBA。

世にも火曜サスペンスな東尋坊に辿り着き、
それからどうした?である。

東尋坊に来たら財布を開かずには脱出出来ない

「あなたのトリックを説明しましょう」
「復讐なんて、きっとあの人は望んでいないわ!!」
「イカをね・・・冷凍したんですよ、刑事さん」

こんな人生で一度は言ってみたい台詞が似合う場所、
それが東尋坊である。

この風景が映り始めたら、もう事件は終盤です

自殺の名所とか、心霊スポットとか色々言われているものの
朝8時の東尋坊には・・・全くそんな要素はない。

むしろ漂うのは妖気でも霊気でもなく
魚介臭と活気である。

東尋坊商店街

駐車場から海までの間にあった商店街は
「東尋坊商店街」
というそうな。
(そのまんまやないけ)

一体何時から開いているのか知らないが、
8時の時点で大体の店が全力でオープンし、
ちょっと店先で立ち止まろうものなら
「今すぐ新鮮な魚介が食えますぜ!!」
と声をかけられる。

確かに朝のコンビニでは珈琲しか飲んでいないので
流石に腹が減ってきた。

とはいえ・・・またここから100kmほど走った
気多大社まで行くし、
参拝前にあまりガツガツ食うのもなぁ。
そもそも、朝から海鮮丼とかちょっとなぁ(;・∀・)

フラフラと歩いていると、
魚介を串焼きにしている店が!!

「おねぇさん、すぐに焼けますよ!!
串一本でも中で休んでって!!」

そうだなぁ、せっかくの魚介をトンビに食われてはかなわん。

では、兄ちゃんの店で頂こう!!
ってなわけで・・・
ホタテとサザエとサザエの串焼きを食べる。

美味い・・・けど、北陸ってホタテ取れんのかな?

やたらソフトクリームが多い東尋坊

東尋坊商店街の中は、基本魚介を扱う店が多いが
次に多いと思ったのはソフトクリームだ。

どの店も大体5種類以上、
多い所は10種類以上あったりする。

そんな中で異彩を放つのが
「いかすみソフト」

画像はお借りしています。

残念ながらまだ準備中だったようで
食べることは出来なかったのだが、
次回立ち寄った時には是非食してみたい。

断崖の見えない東尋坊タワー

東尋坊といったら
「東尋坊タワー」
も有名らしい。

時間がもったいないので登らなかったが、
料金500円で上まで行って
東尋坊の景色を眺められる・・・という。

しかし、肝心のあの断崖は見えないそうだ。

他にも売り物なのか知らんけど、
こうゆう貝をディスプレイしている所とか

謎のデザインの餅屋とか・・・結構カオスだ。

なんで右端の人物は後ろ向きなのだろう・・・

東尋坊の怖いのか怖くないのか分からない話

不名誉な「自殺の名所」というイメージを払拭するため
夕暮れ時はオープンカフェを開いたり、
「命の公衆電話」というものが設置されていたりという
東尋坊なのだが・・・
まぁ、やっぱり・・・・出るには出るらしい。

ダンナ曰く、流れのある所よりも
少し水に澱みがあるような所の
断崖から真下を撮影すると・・・
波に混じって手が伸びている写真が撮れるそうな。

ちなみにその際、
「記念撮影するから、お前ら並べっっ!!」
と声掛けすると、
より心霊写真が撮れる確率が高まるという。

自殺にしろ事故死にしろ、
幽霊の全てが生前根っから内気で暗いとは限らず、
ひょっとしたらパリピ気質な人もいるかもしれない。

恐らくそうゆう元・人が集まってきて
「ウェェェェ~イ乁( ˙ω˙ 乁)」
としてくれるのだと思う。

いずれにしろ、自己責任でやってくれって話だ。

福井から石川へ

東尋坊を出た後は、再びのんびりと海沿いを・・・
と思って行けれど、
地図をみるとここから先はそう海沿いの道もなく、
時間が押してきている。

しょうがない、高速を使おう。

オープン前から行列の出来ていた
「越前松島水族館」前を通り抜け、
酒井丘陵フルーツラインを走り、
金津ICから北陸自動車道に乗る。

そして東尋坊は、
ちょうど福井県の外れにあるので
ここから先は石川県に突入だ。

前の愛車CB400SSで来た事のある白山市を過ぎ、
金沢に入り、金沢東ICで下りる。

今度はそこから
「のと里山街道」
という海沿いの無料道路に乗り換える。
(ここは元々能登有料道路だった所)

この道路はかなり走りやすく、
またずっと海沿いのため
爽快感はハンパない。

前方には道とその奥にほんのりはみ出た能登半島、
少し視線を左に向けるとそこは完全な水平線が横たわる。

世界規模で考えたら日本海なんて小さなもので、
雄大ではないのかもしれないが、
そんな今見えもしない景色に惑わされ
今見えている景色が楽しめないのはつまらないと思う。

能登一宮 氣多大社

‟車で砂浜を走れる!”で有名な
千里浜を通り越し、
東尋坊から2時間程度で
今回のメイン目的地
「能登一宮 氣多大社」
に到着。

詳しくは、先にアップした記事を参考にして頂きたい。

で、ここまできて、
というよりも先ほどの「のと里山街道」を
走っている間に給油ランプが点灯。

当たり前だ、この時点ですでにトリップは
300kmをカウントしていたのだから。

次の目的地に行くまでに、
少し周りを見てみたいと思っていたが
周りにGSが見当たらないので
目的地に向かう道すがらに燃料を補給する。

とてもボロい無人のGSだったんだが、
給油したら画面にいきなりスロットが現れ
何か当たったらしくて、
ガソリンが値引きされてた(笑)

・・・氣多さんからの駄賃だろうか?

なんかさ、親のお使いで買い物に来た子供に
お店の人が「はい、飴ちゃん」
とか言って飴ちゃんをくれるのに似ている。

七尾市から能登島へ

ガソリンを補給した後は、能登半島を横断する感じで
能登島方面へ向かう。

海から離れるとそれなりに山が増えてくるが、
それでも岐阜や奈良などの里山とは違う雰囲気がする。

特に大きなカーブも急な勾配もなく
割となだらかでのんびりした県道3号を進む。

のと鉄道七尾線

道すがら印象的だったのは、
駅がレトロ可愛らしい事。

見かけたのは「のと鉄道七尾線」の駅なのだが、
中でも「能登中島駅」という所には
ブルーでレトロなデザインに
郵便マークの入っている車両が停まっている。

後から調べると、あれは「郵便車オユ10」というもので、
日本に2台しか現存していない電車なんだそうだ。

画像はキュートレインwikiさんからお借りしております

今回は通過してしまったが、中に入れるし
設置されているポストから郵便を出すと
風景入りのスタンプを押して配達してくれるという。

ツインブリッジで能登島

能登島へ渡るには二本かかるどちらかの橋を使って渡る事になるんだが、
今回はどちらも使ってみようと思って、
まずは北側の「ツインブリッジ」を渡る。

そこから海岸線に沿って時計回りにまわり島の中心部へ向かう。

今回のメインは氣多さんだったんだが、
実は能登島も参拝のために来ている。

島の中心には「伊夜比咩(いやひめ)神社」という
神社があって、そこを詣でてみたかったのだ。

非常に小さい神社なんだが、
ここは毎年7月末に
「向田の火祭り」
が行われる場所だ。
※ここの前でやるというより、ここから出発するって事らしい。

祭には中々来れないが、
一度神社だけでも見てみたくて
今回ルートに加えることにしてみた。

海の近くの空の色というのは、
何とも言えない独特な青をしている。

社殿も狛犬もその青によく映える。

魚介を食らう!道の駅のとじま

ここで本日予定の参拝は全て終了である。

他の人はどうだか知らんが、
参拝がメインになる時には終了するまで
必要以上に飲み食いをしない。

というわけで、ここからが
本格的な飯のターンである。

能登まで来たら、やっぱり魚介だろう?
しかも生のぷりぷりの魚介だろう?

よし、魚介を食らうぞっっ!!

そんな訳でやってきたのは「道の駅のとじま」

・・・・ないんだよ、ここくらいしか魚介が食えそうな所が。
・・・・意外だな、もっとあるかと思っていた。

この中の1階にある「能登島漁師の店 大漁屋」では、
能登で採れた新鮮な魚介が味わえるという。

中に入ると・・・結構混んでいたので、
名前を書き込んで順番を待つ!

待ち時間10分~15分。
その間にメニューを見る。

一番の売れ筋は「漁師丼」というものらしいが、
この日は既に売り切れ。
そこで「大漁屋丼」を注文する事に。

レジで注文して席に座り出て来たのが・・・こちらだ。

おぉ~!!魚介だ!!
中央は太刀魚だったかなぁ?

早速、食べる。言うまでもなく美味い。
普段、贅沢過ぎるから刺身あまり食わないんだけど・・・
本当は焼き魚より好きなんだよね、刺身。

あ~イカ美味いな。
実家にいた頃は食い飽きていたけれど、
久しぶりに食うとやっぱイカ美味いわ。

そして、魚介も美味いのだが、
私はこの汁物に感激してしまった。

つみれとあおさ、
そして出汁の味付けが最高だぁぁぁ~!!

こうゆう所の汁物って結構適当な味だったりするけれど、
これは美味かったなぁ。

とりあえず魚介という目標をクリアした。
あと、今日食べたいものは
ソフトクリームなんだが・・・・

折角のツーリングだ。
どうせならご当地ソフトを食べたい。

が、悩ましいのは食べるタイミングである。

そう、ここにもご当地ソフトクリームがある。
天候も関係してか、私が到着した時には
長蛇の列が出来ていた。

だけどさぁぁぁ、
さっき魚介丼食べちゃったじゃん?
駄目だ、食べれない!!

未練たらしく看板を眺めながらの
ニコチンタイム。
あぁ、タバコ一本吸っても別に
腹にスペースが出来るわけじゃない。
諦めよう。

どの道能登島は、またゆっくり訪れたい場所だ。
のとじま水族館にも行きたいし、
ガラス美術館も見たい。

ガラス美術館は道の駅の横にあります

またあらためてゆっくり遊びにこよう。

流れ流れて何処へ行く?まだ終わらない弾丸ツーリング

能登島からは、そろそろ折り返しに入る。

ここから普通に高速を使って帰っても、
名古屋まで280kmほどある。

帰り道280kmもあるのに
大人しく帰るわけないだろ!!(笑)

というわけで、
この時点で時刻は既に13時半過ぎ。

ここから、
「閉店まで何駅入れるか?
道の駅を巡るタイムトライアル!!」
が始まるのである。

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