晩夏の北陸を巡る弾丸ツーリング ~タイムトライアルな飛騨・道の駅巡り編~

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腐海の王蟲並みに、
‟走り出したら気が済むまで止まらない”のが
長距離ツーリング依存症
のライダーである。

この弾丸ツーリングの計画を立てた時
如何に回れば一日で500km突破するだろう?
と、かなり綿密に考えた。

走り慣れた道もいいが、
私は一つでも多く見た事がない道を走りたい。

能登島から白川郷へ

「道の駅のとじま」から出た後、
まず島を出る。

能登島を走っている時にふと気付いたのだが、
8年を過ぎたバイク生活で本土以外を走ったのは
この日が初めてだった。

結局、距離ガバになるのは
中々泊りで出るのが難しいからで、
それは別に自分がバイクに乗る前に
選んだ結果だから仕方がないし、不満もない。

たったそれだけで不自由とは思わない。
例え日帰りでも、その範疇で
何処にでもいける。
それだって自由の一つだと思う。

島から七尾に渡るために使うのは
能登島大橋だ。
真っ直ぐに伸びた橋の全長は1050m。

凄いなぁ、風景も凄いが、
こんな橋を作ってしまう人というのもまた凄い。

朝は自然の作った芸術をたっぷりと見たが、
この海に掛かる橋もまた美しい。

Googleマップ先生に惑わされる人々

帰り道は東海北陸道を使って
白川郷まで一気に移動する。

それはいいが、ICまでの細かい道は、
やはりGoogleマップ先生頼り。

なんだけれど・・・
「なんでこっちで曲がるんだ?」
という道を何度も曲がらされるのは
‟Googleマップあるある”

ふと見ると、前にいるライダーも
「そこで曲がるか?」
という所を曲がっていく。

間違いない、あいつらも
Googleマップ先生に惑わされている(笑)

七尾から白川郷へ ~飛騨スタンプラリースタート~

先生に惑わされつつ、何とか七尾ICへ。

七尾市の隣の氷見市は、もはや富山県である。

そうすると・・・今日は
愛知→岐阜→滋賀→福井→石川→富山
6県を走り抜けることになるのか。

「道の駅 白川郷」までは、
およそ120km。
時間にして2時間ほど。

上田IC辺りを通り過ぎ
長いトンネルを通り抜けると、
そこには馴染みある飛騨高山の空気が漂っていた。

確か「五箇山」という辺りだと思ったが、
走っているとある部分を境に
急に空気が変わる場所があるものだ。

確かに県境といえば県境だが、
実際の県境とは別にこんな事がある。

何を基準にそんな事になるのか
いまだに理由がよく分からないが
これもまたバイクの醍醐味だと思う。

道の駅 白川郷

白川ICを降りるのは、確かこれで2回目だ。
前回は白山に行くために、
白山スーパー林道を通る予定で降りたんだが・・・
あそこは二輪通行禁止だった(;・∀・)

道の入口のGSでその話を聞き、
膝から崩れ落ちそうになった
思い出のある白川郷。

道の駅はICを降りてすぐの所にある。
まず最初にやったのは・・・
ソフトクリームを食べること。

結局、能登で飯を食ってからは
水すら飲んでないからな。
喉が渇いた。

ここには「かやの実ソフト」という
ご当地ソフトクリームがある。

かやの実は、当然‟かやの木”になる実なんだが、
古くは油の原料とされ、
また種子は食べたり薬にされていたという。

という事は、これに練り込まれているのは種の部分なんだろうか?

撮影前に溶けそうになって、先っぽちょっと食べちゃった

価格350円で、かやの実煎餅がウェハースのようについてくる。
それはいいのだが・・・ボリュームがハンパねぇ。

こうゆう所のソフトクリームって、
結構中が空洞だったりするんだけど
おばちゃん入れるの見てたら
・・・本当に底からミッチリと
ソフトクリーム詰めてんだよね。

食べてこんなに腹一杯になるソフトクリーム
初めて食べたよ(笑)

ここは合掌造りで有名なだけあって、
道の駅の中にはその模型みたいなものがあるらしいが
今回は時間が無さすぎて割愛。

ソフトクリームを食って、
スタンプ押してすぐに出る。

●道の駅 白川郷●
住所:岐阜県大野郡白川村飯島411番地
TEL:05769-6-1310
営業時間:8:30~17:00
定休日:年末年始(12/29~1/3)
※食堂は9:30~16:00
URL:https://rs-shirakawago.jp/

道の駅 飛騨白山

さて、ここからは、
ひたすらお馴染みの‟156(いちころ)”をひた走る。
次の目的地は「道の駅 飛騨白山」

ここには・・・・‟足湯”という名の‟回復の泉”がある!!

長距離ツーリングの疲労は人それぞれだが、
ケツはさておき、私が最も苦痛なのが
足のむくみ。

私は左右の足の大きさがワンサイズ違うので、
絶対にどちらかが靴と合わない。
長距離ツーリングの途中で足が痛くなることだけは
何をしていても避けられないのだ。

白川郷から次の目的地までは、ほぼ一本道であり
距離も15kmほど。
思ったより早く到着した飛騨白山は、
驚くほど空いていた。

どうもここは穴場的道の駅らしく、
この空いている状態がデフォっぽい。

確かに道の駅としては比較的小さいが、
すぐ隣に「大白川温泉 しらみずの湯」というのがあり、
大人は600円で日帰り湯を楽しむ事ができるので、
もっと評価されてもいいと思うんだが。

あの向こう側に見える自転車。
これもまた「日本一周●日目」のチャリだった。
折角止まった所で会えたので、
傍にいたらジュースでもおごらせてもらいたかったんだけど、
傍に持ち主がいなくて残念。
(自分は出来んことなので、やっている人は応援したい)

この時点で時刻は16時半。
予定より時間が押しているな・・・・

押してはいるが・・・まだ道の駅が
全部しまってしまうまで余裕がある。

・・・・・ここからが俺の本当の戦いだ!!

というわけで、回復の泉を横目に出発する。

・・・あぁ、入りたかったな、足湯。

●道の駅 飛騨白山●
住所:岐阜県大野郡白川郷平瀬247-7
TEL:05769-5-4126
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日
※食堂は11:00~15:00
URL:https://www.hidahakusan.jp/hidahakusan/

タイムアウトで間に合わず 道の駅 大日岳

次の目的地「道の駅 大日岳」まではおよそ30km。
時間にして40分。
ここ、確か17時閉店だったんだよなぁぁぁぁ~
と思いつつ、アクセルを開ける。

途中、御母衣湖で足を止めそうになるが、
いやいやいや、今日はやるって決めたんだろ?
と、後ろ髪引かれつつ走り抜ける。

前々から気になっていたひるがの高原付近にある
「分水嶺公園」も・・・場所だけチェックして通り過ぎる。

・・・が、辿り着いた大日岳の道の駅は閉まっていた。
時刻は無情にも17時を過ぎていた・・・

道の駅 白山文化の里長滝

気を取り直して、次に目指すのは
「道の駅 白山文化の里長滝」

ここまでは比較的近い。
距離12km、時間にして20分弱。

余裕のよっちゃんで辿り着き、
ダンナへのお土産選びである。

よく「旦那さん、(遊びに行って)文句言わないの?」
言われるが、うちは確かに文句は言わない。

その秘訣は、出掛けた際にはお土産を忘れない事だ。

うちは昔から二人ともチャンチャンバラバラに行動しているが、
お互いに何処かへ行くとお土産を買うのを忘れない。

お土産って、出先で相手の事を考えて買うものだから、
買っている時は、横に‟あげたい人”がいるんだよな。

お土産に限らず、プレゼントというのは
そうゆうものだと思う。

まぁこれが、結婚という契約を結ばなくても
四半世紀近く一緒にいる秘訣っちゃ秘訣だ。

買い物の後、スタンプを押しに行ったのだが・・・
ん?あれ?
すぐ近くにもう一つ道の駅あるじゃねぇかよ!!

●道の駅 白山文化の里長滝●
住所:岐阜県郡上市白鳥町長滝402-19
TEL:0575-85-2747
営業時間:8:00~18:00
※夏季は(7:30オープン)
定休日:火曜日・年末年始
URL:http://okumino-shirotori.com/pg454.html

道の駅 清流の里しろとり

長滝からたった5km先に「清流の里しろとり」がある!!

そこまでの所要時間は約10分、閉店時間は18時。
現在の時刻は17時40分。

・・・・ギリ行ける!!

街中よりも少し夜が早い山間を更に走り、
夕暮れ迫る道の駅に辿り着き
時計を見ると・・・17時52分。

間に合ったっっ!!

というわけで、スタンプラリーとしては4駅目、
本日最終の道の駅でスタンプゲットである!

●道の駅 清流の里しろとり●
住所:岐阜県郡上市白鳥町向小駄良693-2
TEL:0575-82-2000
営業時間:8:30~18:00
定休日:火曜日・年末年始
URL:http://okumino-shirotori.com/seiryu.html

まとめ ~走らなければ全ては机上の空論だ~

最終道の駅を出てからは、
もう結構どうでもいいというか、
また走りたい所を走って帰る。

傍に白鳥インターはあるが、
そこをスルーして郡上まで。

郡上まで差し掛かった時、ふと

「あぁそういえば、去年ライブの前に高山を巡っていた時、
来年は朝から石川方面を巡って夕方ライブを見に
郡上に来ようって思ってたじゃん」

という事を思い出した。
恒例のライブが今年は中止になってしまって
すっかりそんな計画忘れていたな。

いや、忘れていたのにこのルートで走っているという事は
無意識に覚えていたって事なのか?
まぁいいや、計らずともその計画は実行されたのだから。
・・・・ライブはないけど!

美並ICからやっと高速に乗り
帰宅したのは20時過ぎだ。

そして走行距離は674.3km。

はっはっはっ、記録更新である。

今回は、特に難しい道は走ってない。
概ね快速ルートで、ややカーブが多めになってくるのは
やはり白川郷以降だろう。
ヘアピンもあるけれど、減速して丁寧に曲がれば
恐れることはなし。

自分で走ってみなければ全ては机上の空論だ

初めて白山まで行った時の事を思えば
楽に乗れるようになったなって思う。

乗り始めの頃は、
奈良まで行くのも精一杯だったし、
そんな中で500km離れた白山まで行くのは
私にとっては清水の舞台から飛び降りるようなものだった。

いつからこうして長く走っても平気になったか
明確な時期は分からない。

気付いたら平気になっていたし、
知らない道を走る不安よりも
知らないものを見られる事への興味が
勝るようになっていた。

こうなった今でも思うのは
どんなに技術が発達して
自宅で地図や写真、
ストリートビューで景色が
見られるようになっても
‟本当の事は自分で見てみなけりゃ分からない”
という事だ。

同じ道でも時間、季節、道路状況、
更に走る人間の技術や体力で
感じ方が全然違ってしまう。

百聞は一見に如かず。
机上の空論。

そうゆう事で、多分これは人生全般に言えることなのだ。

確かに下調べというのは大事だし、
時には立ち止まってよく考えるのも重要だ。

でも、やらないうちは、
例え100万時間考えても
机上の空論に過ぎないのだ。

なので、自分で
「やれるかな?行けるかな?」
と思う人は、迷わずやってみることをお勧めする。

人生で一番若いのは、やりたいと思っている今この時だ!!

オマケ ~こも豆腐~

道の駅にダンナへのお土産として買った
「こも豆腐」「トマト」

昔はダンナはあまりトマトを食わなかったのだが、
いつぞや福島の美味しいトマトを頂いてから
美味いトマトは食べるようになった。
(スーパーのトマトはよう食わん)

で、道の駅で真っ赤に熟したトマトを見ると買ってくる。
(残ったら私が平らげる。えぇ私は好きなので)

岐阜には加子母というトマトで有名な所があるけれど、
白鳥のトマトも美味ぇ。

そして、今回初めて買ったのが「こも豆腐」
まぁ豆腐なんだけれど、微妙に人参やひじきが練り込まれ
全体の感じとしては「水切りしてある豆腐」だ。

今まで知らなかったのだが、
これも飛騨高山の郷土料理だそうで、
出来立ての豆腐を更に蒸して作るのだとか。

一般的な豆腐との違いは、
使う前に10分ほど茹でる所。
その下処理の後、煮物やおでんに入れると
良く味が染みるんだとか。

で、我が家では肉豆腐にしてみた。

ミチっと詰まってしっかりと豆の味がして
非常に美味い豆腐であった。

飛騨高山に行かれた際、
是非お土産として買ってみておくんなまっし。

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