吉野ツーリング ~足湯の楽しい2019年早春の陣~

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今回の吉野山は
「下から歩いて行ってみよう」
がテーマである。
(ツーリングなのに)

そんな訳で、えっちらおっちら
下千本駐車場から歩き上千本へ。
更にその先がここからだ。

※前回の記事はこちらから。
吉野ツーリング ~早朝くそ寒・2019年早春の陣~

滝ざくらと花矢倉展望台

「閼伽井不動」へ行く途中には、色々と見所がある。

細かいモノもあるのだが、
目的のお不動さんまでもそれなりの距離があるため
大きなものだけ立ち寄る事にした。

花矢倉展望台

吉野水分神社の少し手前に「花矢倉展望台」というものがある。

吉野名物「一目千本」といえば、吉水神社の前だが、
ここもまた一目千本を楽しめるポイント。

まぁ桜の時期は人が多すぎて、
私はとてもここまで来る気にはならんのだが・・・

むしろ今くらいの時期がのんびりできるんじゃないかと
一休みがてら立ち寄ってみた。

展望台までは道の途中に大きく看板が出ているので、
そこを曲がればすぐに開けた場所がある。

そもそも、ここまで登ってくるのに行きあったのは数人。
当然ながら、この展望も独り占め。

桜はないものの、なんとも素敵な眺めじゃないか。

そういえば、桜の時期によく見られる「桜吹雪」は
通常上から降ってくるものだけれど、
山中に桜のある吉野では、
谷間から吹きあがってくる桜吹雪
見る事が出来るそうで、
ここ花矢倉展望台もそれを楽しめるスポットなんだとか。

ここで小休憩したのち、
更に上を目指す。

途中「高城山展望台」というもう一つの展望台もあるのだが、
今回は割愛。
これは次の楽しみにしておかないとな。

そして「閼伽井不動」へ辿り着き、そこから折り返す。
奥千本まで歩いて行ってみたいが、
今回は流石に時間がねぇ。

ハイクも楽しい吉野山

修験の山とはいえ、普通に歩き回るだけで楽しいのが吉野。

いや、今回やっと下から登る時間が取れて
徒歩で登って来たけれど、
これはね、車やバイクでピュンって行くのは勿体ないね。

普通にハイキング感覚で楽しいよ。

桜にはまだ早いが、梅はもう咲きそろっている。

方々に梅の木が。

椿も。

あとは、途中途中でこんな風景も。

前記事で仁王さんの阿吽が表す意味について触れたが、
こうゆうものを見ると
結局世界と言うのは、両極端なものがあってこそなんだと
思ったりする。
まぁ天秤の端と端ってわけだ。

朝のあの冷え具合から想像がつかんほど、
強くなっている真昼の日差し。

日差しが明るければ明るいほど、
地に落ちる影は黒い。

世の中得てしてそんなもんだ。

滝ざくらと首塚

花矢倉展望台より少し手前には、
一本、見事な桜の木がある。

花も咲いてない桜を見事というのは、
なんだか変な気はするが、
何も考えず一目で‟いい”と思ったのだから仕方がない。

写真は行きに撮ったもので、その時は桜の木ばかりを
見ていたので気付かなかったが、
戻りに見ると周りに碑や燈篭があるじゃないか。

こりゃ、何か謂れのあるものだったかな?と、
帰りに周囲を少し見てみると
ご丁寧に看板まで立っていた。

この木というか、この周辺は「滝ざくら」と呼ばれる所だそうだ。

看板によると桜の盛りに下の方から見上げると、
あたかも花の滝がたぎり落ちるように見えるので
こう名付けられているとのこと。

しかし、それ以上に大きく書かれているのは
「横川の覚範の首塚」
という話だ。

吉野は源義経にまつわる話が豊富にあるが、
この場所もその一つであり
「横川の覚範」というのは、
義経を追っていたほうということになり、
結局、先ほどの花矢倉から矢を射かけられて討ち取られ
その首を埋めたのが・・・・ここだそう。

※その話はかの有名な「義経記」にも書かれているというが、
私にはその記憶がサッパリない。
義経記なんて30年くらい前に一度読んだきりだしな・・・

確かに木の横というか裏側には、
小さな社のようなものが見える。

首塚と桜ね。

ふと
「花は桜木 人は武士」
という文言を思い出してしまう。

まぁこれには続きがあって
全体ではこうなる。

花は桜木 人は武士
柱は檜 魚は鯛
小袖はもみじ 花はみよしの

これを言ったされるのは、
トンチ小僧で有名な一休さん(一休宗純師)
とされている。

ちなみに最後の「花はみよしの」は、
吉野の桜を指しているそうで、
一休さんも吉野を訪れたことがあり、
こうゆう伝承に触れたのかなぁなんて思ったりもする。

横川さんは負けて首を取られたんだけれど、
のちにその首塚傍に植えられたと思われる
この木を見ると、
無念とか怨念というよりも、
ある種のすがすがしさというか、
「やるだけやったんだから、仕方ねぇじゃん」
という潔さを感じるんだがな。

「吉野寺宝めぐり」へ

ここから先は、既に記事にしている
「吉野寺宝めぐり」になる。
神社仏閣がお好きな方は
以下から移動して読んで頂けたら
ありがたい。

吉野山から大宇陀へ

寺宝めぐりはまだ残っていたものの、
流石に疲れて途中で挫折。

大人しく下千本に止めたバイクまで戻る。
時刻はもはや15時半近い。

あぁ、こりゃ帰りは渋滞覚悟だな(;・∀・)

もちろん、予定が狂った原因は寒すぎて休憩が長引き
吉野入りが遅くなったせいである。

・・・・次の春っつーか、冬までには
グローブだけは電熱を入れよう。

そういえば、下千本駐車場横にある土産物屋の横の東屋に
凄い気になるものがあったんだが・・・

いるかな?アレ、いるかな?

と立ち寄ってみると・・・いたよ。

どうもこの子は土産物屋の看板猫らしい。
(しかも店長らしいんだが)

朝はいなかったが、帰りはいて・・・
ただ毛繕いに夢中になっていたので、
出て来てくれなかった(;・∀・)

道の駅で大宇陀を味わう

通常なら帰りも行きと同じルートを取るのだが、
いつもそれではつまらない。

どの道渋滞に巻き込まれるなら、
いっそ違う道で帰るのも良かろう。

Googleで何処か立ち寄って面白そうな場所を見ると
・・・ちょうど帰り道を少し変えた所に
道の駅があるじゃないか!!

そんな訳で・・・進路を少し変更し、
大宇陀の道の駅へ向かってみた。

道の駅 「宇陀路 大宇陀」

吉野から30分程度走ったところに目的地の道の駅はあった。

一応正式名称は「宇陀路 大宇陀」だが、
別名が「かぎろひの里」といい、

この‟かぎろひ”というのは、柿本人麻呂がこの地で読んだ歌に
由来するそうな。

ひむがしの野に
かぎろひの立つ見えて
かへりみすれば月かたぶきぬ

柿本人麻呂 万葉集 巻第1-48

さらに‟かぎろひ”というのは、早朝に見られる
この地独特の自然現象の呼び名だそう。

道の駅「宇陀路 大宇陀」
https://www.narakotsu.co.jp/kanren/udaji-oouda/index.html

※7:00~18:00(物販は8:00から。年中無休)
小スペースだが、二輪専用駐車場あり。

足湯で疲れを癒す

道の駅として珍しいものとして
レンタサイクルもあるが、
バイク乗りにとって嬉しいのは

足湯

だろう!!

もちろん、もちろん入るともさ!!
こうゆう時に備えて、
私はいつも手ぬぐいを2~3本持ってツーリングに出るのさ!!
(手ぬぐい万能説。ふける、巻ける、かぶれる、縛れる)

一日靴を履きっぱなし&歩きっぱなしの足に
程よい温度の湯が気持ちいい。

だってさ、今日一日の運動量これだぜ?

※ちなみにこの次の週に900m級の山へ行ったら、
ほぼこれに近い歩数と距離数だったので、
完全に登山級って事なんだね。

なんかさ、毎回ツーリングに行って帰ってくると一万歩超えてんだけど。
ツーリングに行ったんだよね?バイク乗ってたよね?(笑)

ここで楽しめるのは足府だが、
もっと温泉を楽しみたいのなら
「温泉スタンド」
なんかもある。

看板の上に「あきのの湯」とあるが、
傍にそうゆう名前の温泉施設もあるので、
泉質は恐らくそことほぼ同等なのかね?
(そばに泉質の説明書きがあったけれど、記憶する気力がなかった)

持ち帰りもせず、とりあえず全身で温泉を味わいたい人は
近所の温泉へ行ってみるのもいいかもしれない。

・大宇陀温泉あきのの湯http://akinonoyu.com/

たこ焼き?牛焼き?宇陀牛焼き

それにしても、よく考えたら
朝にうどん、
昼頃に握り飯を一つ食ってから
何も食ってない。

流石に小腹が減ってきた。
あくまで減っているのは小腹であって、
メインスペースではないので、
中の食堂に入るほどではない。

よって、引き寄せられるのは、施設前に出店している
たこ焼き屋。

が、どうもメニューがおかしい。

いや、たこ焼きもあるんだよ。
あるんだけどさ、

  • 宇陀牛入り・・・400円
  • 海老マヨチーズ・・・450円

宇陀牛・・・最近アチコチでご当地牛を出しているが、
宇陀にもあるのか。

つーか、ご当地の牛よりも海老マヨチーズのほうが
価格帯が上なのは海のない奈良という土地柄、
輸送費なんだろうかとか考えてしまう。

海老はともかくチーズか・・・
でもここはせっかくだから、宇陀牛を食ってみようじゃないか。

注文し、出て来たのは・・・見た目はたこ焼き、中身は宇陀牛(多分)

齧り付く前に、一つ中身を確認。

牛というか、入っているのは宇陀牛の牛筋らしい。

外はカリ、中はトロと上手いたこ焼き系の条件は満たしているが、
この肉の美味さが宇陀牛独特のものかは謎である。

・・・ごめん、本音言うとな、
俺普通にオージービーフとかで良い人やねん!!(爆)

※いい肉は私には脂っこすぎる。
もっと赤身ばかりの固い肉肉しい肉が好き(笑)

殆ど飯食わんツーリングを年中しているので、
まぁこんな事でも話のネタだ。

・・・でも次は普通にたこ焼きにしよう。
焼き加減はいいから、ノーマルたこ焼きも美味かろう。

名車ナンパ ロイヤルエンフィールド

時間はそろそろ17時。
さて帰宅をしようかと考えていると、
またしてもバイクのエンジン音が。

見ると、なんともクラシカルでお洒落なバイクが走ってきて
横に停まる。
しかもライダーもお洒落さんだ。

私はてっきり若い姉ちゃんかと思ったが、
よく見りゃ若い兄ちゃんだった。
(ネックウォーマーしてたから、目元しか見えなかった)

バイクも乗り手も両方お洒落!!
しかも、こんなバイク見た事ない!!

タンクには
「ロイヤルエンフィールド」
って書いてあるけれど、
どこのバイクか思い出せない!!
つーか、これ絶対見た事ない!!

で、思い切って
「あの~おバイクの写真撮らせてくださいww」

・・・旅先で時々、こんな事をしておる。

このカラーリングもレトロでいい。
こうゆう色のバイクないからカスタムなのかと聞いたら、
ノーマルでこの色なんだとか。

後ろから見てもお洒落。

前にまわってもまた良し。
このライトについているツバが可愛い。

メッチャおしゃれ!
レトロ可愛い!!

で、後からこのメーカー「ロイヤルエンフィールド」を調べたら
現存するバイクメーカーで最も古い会社だった。
(発祥はイギリス。現在はインドの会社だそう)

んでもって、これはどうやら
「クラシックミリタリー」
というモデルらしい。

リッターバイクもカウル付きバイクもえぇとは思うが、
私はやっぱりクラシカルでレトロなバイクが好きだ。

海外メーカーでもし買う事があったら
トライアンフだと思っていたけれど、
ロイヤルエンフィールドかぁ・・・
覚えておこう。

ちなみにロイヤルエンフィールドは、
割と試乗会などもやっているようなので、
機会があれば是非試乗したい。

ロイヤルエンフィールド日本語HP:
http://www.royalenfield.co.jp/

色んなバイクに興味はあるけれど、
しょっちゅう買い替えるタイプでもないからな。
こうゆうのを利用して見識を広めたいもんだね。

・・・あ、もちろん、一番いいと思うのは
過去~現行も含めて自分の愛車だけれどね。
そこは仕方がない。
バイク乗りの性ってやつさぁ。

ツーリングまとめ

この後は、名阪の渋滞を見越して鈴鹿まで一般道で移動。
その間に給油を済ませ、名古屋に帰り着いたのは20時(笑)

で、興奮冷めやらぬ私のツーリングトークに
その時間から付き合うダンナの忍耐力を見ると
「腐っても修験者」
って思ったりする(笑)

この日の走行距離は358.2km。
燃費はL=27kmくらいかな?

今回もまた立ち寄り箇所をまとめて見たので、
興味のある方はストリートビューなどを使い
バーチャルツーリングを楽しんで頂けると
幸いである。

さて、来月は桜の最盛期の吉野だ。

人混みに負けず、また上まで行ってみたいんだが
どうなることやら(;・∀・)

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