療養中の猫のための高カロリー食まとめ ~闘病猫生活・裏道~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

昨今、人も動物もどちらかというと
‟スリム化”が進み、
話題になるのは「いかに痩せるか?」

だが、しかし、
やはり病気や体質により
「いかに効率よく太らせるか?」
が必要になる場合もある。

今回は、巨猫を肥え太らせるために
アレコレ調べた結果をまとめてみようと思う。

とりあえず高カロリーばっちこい!カロリー高めご飯特集

犬猫の食事・・・まぁ人間でも、
必ずしもカロリーだけで判断できない部分はある。

が、今回はあえて
‟カロリーだけ比較する”
という感じで紹介してみたいと思う。

食が細い、経鼻・胃ろうの場合
少ない量でいかに必要な栄養を取らせるかが
重要である。
その最初の目安になるのがカロリーだ。

という事で、紹介して行く行くぅ~!!

~ドライ・ウェット編~

まずはドライ・ウェットで試したものを
100gあたりのカロリー、
猫の食いつきと共にまとめてみたい。

スペシフィック 犬猫用療法食 リカバリープラス

割と体重低下初期の頃に与えていたのが
スペシフィックのリカバリープラス

※どうも年末に商品名が変わって「リカバリーアシスト」
という名前になっているかもしれない。

中はこのようなペーストに近い形で、
香りも安いウェットとは違い、
もう少し自然な香りだとは思う。

うちは昔、スペシフィックのphアシストをあげていた事もあったので、
今回高カロリーで少し体重を戻さなければならない時
これにしてみた。

うちの猫達はどちらかというとドライ派なんだが、
これは普通に食欲がある時の食いつきは上々。

パッケージを空にした後、
湯で周りの油を少し溶いてフードにかけると
残さず舐めるくらいお気に入り。

●原産国:デンマーク
●100g:129~127kcal

メディファス 少しでしっかり高栄養食 11歳頃から

お次はドラッグストアで手に入るもの。

たまたま入ったホームセンターで特価になっていたためお試し。

今は食えばプレミアムフードとかじゃなくてもえぇねん!!
(どんなに高くて体にいいオーガニックフードでも食わなかったらクソ同然)

これも食いつきとしては悪くなかったのだけれど、
便秘になってしまってNG。
(残りは二代目が食べたけれど、二代目の便も細くカリカリになってた)

ただ、カロリー的には同じシリーズの他の製品に比べると格段に高い。
他の製品は100g辺り、およそ330~380kcalなのだが
これに関しては430kcalとかなり高め。

そしてお値段もリーズナブルなため
節約できるところは節約し、
その分を医療費などに回したい場合は
中々優秀だと思う。

●原産国:日本
●100g:430kcal

動物病院専用 エネルギーちゅ~る/エナジーちゅ~る

猫界では「食う麻薬」と名高い‟イナバのチャオちゅ~る”にも
高カロリーバージョンがある。

しかしだね、うちはこれは駄目だった!!
食欲が少し落ちてきた時に出したのも原因かもしれないけれど、
1口2口くらいしか食わなかった!!

私が味見した限りでは、通常のチュールとの違いが分からないんだけどねぇ。
(ちなみに‟まぐろ味”をあげてみた)

●原産国:日本
●1本(14g):14kcal

あと、同じ高カロリー系でこうゆうのもある。

うちの近所で売っていないので調べていなかったが、
今回改めて調べると、
何気に病院用エネルギーチュールとカロリーは同じだ。

どっちを取るかは猫の食いつきと
他の細かい栄養素を何処まで考慮するか?
だと思う。

~粉末・流動食編~

さて、ここからは経鼻でも使える流動食編である。
経鼻で使えるという事は、胃ろうなどなら余裕で使えるという事なので
参考にして頂けたら幸いである。

森乳サンワールドシリーズ

老猫・老犬界で結構有名な「チューブダイエットシリーズ」

基本、粉末20gが小分け包装されていて使い勝手がいいので
私はリキッドよりもこちらが好みだ。

「チューブダイエット カケシア」

まずはチューブダイエットシリーズでもっともハイカロリーな「カケシア」

ちなみに今までも書いているが、巨猫はこれ単体だと吐く。
「うちだけかなぁ?」と検索してみると、吐くまではいかずとも
直接口から食べさせるという使い方だとすこぶる食いつきが悪いらしい。

確かに私が舐めてみても、なんというか・・・不味い
何とも言えない渋みというかエグみというか、
何かがあるのである。

チューブダイエット全般だが、これもお湯で溶いて使用するのだが
他のモノに比べるとやや溶けにくくダマになりやすい。
それでも1袋(20g)で130kcalは、かなり魅力的。

そこで粉ミルクと混ぜて使用している。

うちは大体1回につき粉末フード10gを30ml程度になるように溶いているのだが、
カケシア4g:他フード6g
くらいの割合で混ぜ込むと吐かれない。

あと、最初に混ぜる時もいきなりお湯を入れるんじゃなくて
溶けやすい他フードと一旦混ぜ合わせてからお湯を半分くらい入れて
ペースト状になるようにして混ぜ、
更にそれを伸ばす感じでお湯を入れていくとダマにならない。

※粉だけを容器に入れて、フォークでグルグル混ぜる。
お菓子を作る時に粉類を振るう代わりに泡だて器で混ぜたりするんだけど
その応用みたいなものだぜ!

●原産国:日本
●100g: 651Kcal

「チューブダイエット キドナ」

これはカケシア以上に高齢猫界でド定番となっている製品。

何しろ高齢猫は大体がもれなく腎疾患を患っている。
なので、老猫のマストアイテムといっても過言ではない。

うちも長老と初代、特に腎不全だった初代はかなりキドナのお世話になった。
確かその時はキドナを溶かすと巨猫もやってきて
スキあらば舐めようとしていたのだが・・・
今回久々に与えてみたら嘔吐(;・∀・)

というわけで、こちらもカケシア同様
単体で使わずに他のフードと混ぜている。
強いて違いがあるとしたら、
キドナは1:1で混ぜても嘔吐しないくらいか。

ちなみに私舌によると、キドナのほうがもう少しミルク風味で
美味くもないが不味くもない。

●原産国:日本
●100g: 495Kcal

「エナジー500」

そして今回初めて使用してみたのが、同じ森乳の「エナジー500」

100gで500kcalだから商品名が500だと思うんだけれど、
1パッケージ6袋入りだからエナジー600なんだよね(笑)

これは本当に粉ミルクの味というか、
結構美味いミルク味。

これの説明を読んでユニークだと思ったのは
必ずしも液体になるまで溶かさなくても
団子くらいにして食べさせるのも有りというもの。

まだカテーテルにするほどでもなく、
かといってシリンジで強制給餌するのも難しい場合、
団子というよりペースト状に練って口に塗り付けるという
手法でも食べさせられるんじゃないかな?

ちなみに、これは全然吐かない。

一体何が違うのか?とも思うのだが、
やっぱり味なのかなぁ?

●原産国:日本
●100g: 500Kcal

サプリ系

本当はこの後粉ミルクをやりたかったのだが、
粉ミルクを調べると結構種類があったので
ちょっと次回回しにする事にした。

で、ちょっとイレギュラーな気もするが
サプリ系である。

ニュートリスタット

うちの近所に別にペットショップ併設でもないのに
妙にペットサプリが豊富なホームセンターがあり、
そこで見つけた一品。

食事というより、あくまで「栄養補助」なのだが、
驚異的なのはそのカロリーである。
6gで26.5kcal

こんな歯磨き粉チューブみたいなチープな見かけの癖に
なんて破壊力(←?)なんだろう。

・・・でも食いつきは悪し(笑)

まぁ今食欲が落ちている巨猫を目安にして
食いつきもへったくれもないんだが、
とりあえず巨猫はぷぃっとやったので、
経鼻食に混ぜ込んで使用している。

ある程度溶いた粉末食にこれを直接ひねり出して混ぜると
割と簡単に溶けるのでとても便利。

ゲルというかジェルっぽい茶色の見た目で
味はなんというか甘い。
そして触った感じ油分が多いように思う。
まぁパケにガッツリと“レバーオイル配合”
って書いてあるからな。

感じとしては毛玉対策で飲ませたりする
「ラキサトーン」に色も味も香りもよく似ていると思う。
(ラキサのほうが脂っぽくなく強烈に甘いけど)

んで、同じ「ニュートリスタット」という名前と
パッケージで原産国の違い(カナダとアメリカ)が
あるんだが、中身は同じらしい。
(何故かカナダ産の方が少し安い。うちはこっち)

更に「ニュートリカル」というものもあるが、
こちらは更に高カロリーらしい。

いずれも中々評判がいい。
注意点として、あげ過ぎると流石に下痢になるらしいが、
我が家は今の所大丈夫である。

・原産国:カナダ(アメリカ)
・100g:441kcaL

どんな時も良い事はある

というわけで、ここ数か月うちで使っているものを
紹介させて頂いた。

他にもサプリメントとかあるけれど、
まずは食が基本と言う事で。

特に今のように経鼻オンリーになってしまうと
とにかく少量で高カロリーというのが
お互いの負担を少なくする最善の方法だと
思うんだよねぇ。

やっぱり胃袋の容量は決まっているし、
時間的な問題もあるしね。

ただ、あげる事で病気に影響がある場合もあるので
何をどうあげるかは、主治医とよく相談したほうが
良いと思うし、
そうゆう相談が出来る主治医を探すのがいいと思う。

巨猫に限らず猫の介護をしているというと
「大変だ」
と言われるし、確かに楽だとは言わない。

が、どんな時にも幸いはある。
経験は絶対に後から何らかの方法で活かせる。
そして、今はその経験を簡単に人と共有できる。

私がこうして介護の合間に書く事が、
例えたった一人、たった一匹の猫の参考になれば、
私も巨猫も幸いだし、
この闘病生活は苦労ばかりではなくなる。

そんなわけで、次は「大人の粉ミルク大特集」である。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。