猫のエリザベスカラーを考える ~エリザ兵衛カラーによるQOL向上作戦~

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12月半ばに強制給餌→経鼻カテーテルにした巨猫。

巨猫は元々巨大結腸や関節炎の影響で便秘が持病だったが、
流動食にしたせいなのか
はたまた薬の副作用もあるのか
今度は下痢が続くようになってしまった。

とはいえ、食わないでいられても困るわけで
強制給餌にしろ経鼻カテーテルにしろ
流動食なのは変わらない。

さて、どうしたもんか?

まずは下痢をなんとかしよう

2019年最後の診察は12月30日。

食事がほぼ流動食になってから、
巨猫はずっと下痢が続いている。

この日、体重はとうとう5.04kgになってしまった。

念のためにエコーなどで内臓を見るも特に異常なし。
血液検査をすると白血球と血小板の数値は高い
赤血球量などはまだ低く、依然として貧血状態である。

下痢の原因として、食事が変わってまだ体が慣れていない事、
そして、免疫抑制剤などの副作用の可能性も考えられる。

今回、妙に白血球と血小板の数値があがっているのは
下痢による脱水のせいだろうという事で話が落ち着く。

そうすると、とりあえず下痢を止めなければならないし、
下痢が止まらない間は体重も増えにくいという事で
一旦免疫抑制剤とプレドニゾロンを中止し、
代りに整腸剤と増血剤を投与する事にした。

なんでここにきて、いきなり増血系なのかというと
理由はともかく白血球と血小板が増えるという事は
骨髄は完全に沈黙したわけじゃないからってことだ。

病院でも輸液点滴(脱水対策)、
骨髄を刺激するためにホルモン注射、
鉄分の補給をし帰宅。

さて、これで下痢が止まると良いのだが。

闘病中のQOLをあげよう

闘病としてはもう3カ月は過ぎているが、
カラーまで付けて本格的な病獣の装いになってから
およそ半月。

やはり長丁場になりそうなので、ここで一発、
巨猫のQOL(クオリティオブライフ)をあげる工夫
をしていきたい。

ケツを綺麗にしてサッパリしよう

ここ半月、ずっと下痢続きなので、
当然ケツ周りはガビガビだ。

そこへもってしてエリザベでは
自らケツを舐める事もままならん。
そこでずっとペット用のウェットシートとか
蒸しタオルで拭いていたんだが、
下痢ウンは頑なに取れようとしない。

その事を看護師さんに話したら
「これとかどうですか?」と
案内されたものがある。

ユニ・チャームProの「おしり洗浄液」

病院で入院患獣にも使っているという洗浄液で、
原液を希釈して使うのだとか。

その場で使って綺麗にしてくれたんだが、
固まってガビガビのウンコも比較的よく落ちるので、
やりたての柔らかいものなら以下の動画の勢いで落ちるだろう。

流石にこれはAmazonも楽天もできないらしく、
欲しかったらメーカーから直接買うか、
あるいは動物病院なら扱っている所もあるらしい。

実際今の病院も希望者には商品丸ごと、
お試しだったら希釈したものを
小売りしてくれている。

ただ、このままだと冷たいので
うちでは少し湯煎で温めて使う事にしている。

エリザ兵衛カラーを作ろう

カテーテルがある間はエリザベスカラー必須である。

前回、エリザベを装着した時は、
足つき食器を買って問題なく飯を食っていたし
その後もそのまま食器を使っている。

しかし、食欲がなくなってからの様子を見ていると
どうもこれでも上手く飲み食いがしにくいらしい。
恐らく貧血の影響で上手く体が支えられないのだろう。

そこでエリザベを作ってみる事にした。

ベースとして使用するのは
年越しの際に食べた「どん兵衛」である。
むしろ、これのために年越しそばを
インスタントにしたと言っても過言ではない。

そう、うちもネットで話題の
「どん兵衛型エリザベスカラー」
を試してみようと思ってな。

どん兵衛型エリザベスカラーの作り方

  1. どん兵衛、および同タイプのインスタント商品を
    美味しく完食する。
  2. 汁まで残さず食し、メーカーに感謝の祈りを捧げた後
    綺麗に洗って乾かす。
  3. 乾いた2の底の部分を猫の頭が通るサイズにくりぬく。
  4. 猫を捕獲して頭から被せる。

※これはあくまでエリザベスカラーの代用品としてのものなので、
可愛いからと言って猫に被せまくってはいけません。
※患部によってはカバーしきれない場合もあるので、
装着後はしばらく様子を確認してください。

そして出来上がったのがこちらである。

黒猫どん兵衛マン、爆誕。

なんだろうな、ネットで見かける写真には
顔と容器の間にもっと隙間があるんだが、
巨猫は巨猫ゆえに特盛感ハンパない。

ちなみにこの自作エリザベ、
世間では特に名前がないようなので
私の独断と偏見で勝手に

「エリザ兵衛カラー」

と命名した。

メシは依然として食わないが
エリザベを交換した事により、
とりあえずお気に入りのピュアクリスタルからも
水が飲めるようになった。

これでしばらく下痢が続いても
脱水状態に陥る事は少なくなるだろう。

体を温める ~洋服を着せよう~

病気療養の時は、人も動物も体温が重要である。

それなのに、巨猫は寒い窓際がお気に入り。

何度、ベッドに戻しても行きたい時には窓際に行く。
昼間は南向きなので日当たりはいいが、夜は冷える。

いくら毛皮が生えているとはいえ、健康体でないのだから
温かい所にいて欲しいのだが、何故かお構いなしで窓際にいる。

これは諸説あって、低体温だと体感として逆に体が熱く感じて
涼しい所に行くというのもあるんだが、
巨猫は今の所低体温ではない。

単純に窓際がお気に入りなのだ。

しかし、今後の事を思うと、そのままにしておけない。

そこで・・・・洋服を着せてみる事にした。

黒猫どん兵衛マン(赤ちゃんちゃんこ着用)激誕!!

・・・・・なんだろな。
こちらとしては物凄く真剣に
巨猫が好きな時に好きな場所に座り込んだり、
不自由せずに飲食できるようにしているつもりなのだが、
どんどんシリアス性が失われてゆく。

(まぁでも世の中の楽しいモノは、大体製作者側は
超シリアスに脳が沸くほど考えて作っていますから)

これは、以前柴子に買ったものの、ややサイズが小さく
お蔵入りになっていた‟ちゃんちゃんこ”
なんと、中には薄くではあるが綿が入っていて
着せるとちゃんと温かくなる!!

猫は犬より綺麗好きであり、
グルーミング(毛繕い)にも複数の意味がある。

だから通常は服は着せるものではないと私も思うのだが、
大体、エリザベつけた時点で
グルーミングできんわけやしなぁ。

そもそも関節炎の影響か、
最近そこまで頻繁にグルーミングしてないしなぁ(;´Д`)

とりあえず本人は、着せる時も嫌がる事なく、
着せた後の気にすることなく、
必要があればヨイヨイながらも走ったりしているので
動きの妨げにはならないらしい。

今後の巨猫と不思議な出来事

そんなわけで今回はここまで。

1件目の病院(元の主治医)に
「このまま行くと多分、年末か年明けくらいに~」
と言われていたが、とりあえず無事に年は越せた。

そして年を越して数日経った頃、
我が家ではちょっと不思議な事があり、
それが原因なのかは知らんが
それ以降、巨猫の様子は上向いている。

その話はまた次回。

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