30代以降の奇妙な話

住人が定着しない部屋の謎

私には描く事を放棄して、
ひたすら手紙を持って走り回る
モラトリアムな時代があった。

以来「届ける」という仕事が割と気に入り
ライスワークをする時は
そうゆう仕事をメインにしている。

で、仕事柄、当然いろんな家の玄関を覗く事になるんだが・・・

まぁそうすると色んな意味で
「おっ!!」
と思う事がある。

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幻想桜譚 ~開花にもプレは付き物~

あれよあれよという間に1月が過ぎ、立春も過ぎた。

七十二候も次に巡ってくるのは
「魚上氷(うおこおりをいずる)」

日常でも冷たい風の中に、
一筋の春の匂いが混じる。

この国で春の代表的な花と言えば「桜」だ。
梅・桃ももちろんいいが、やはり桜が一番いい。

今日はそんな春と花の不思議な話だ。 続きを読む

花の怪 ~桜奇譚~

昔から木に咲く類の花が好きだ。

梅、桃、木蓮、椿、
そして

桜は花が咲いても、若葉でも、
冬の裸木でも好きだ。

付属される毛虫はさておき、枝ぶり、葉、幹の質感、
何処を取っても美しい。

好きだからなのか、それとも
何か繋がりがあるから好きなのかは
分からない。

が、桜の木にだけ、特別に見えるものがある。

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贄の夢 ~考察編~

子供の頃、私は
非常にグロテスクな悪夢
をよく見ていた。

その事について「お前の先祖な~」というような話を
ジジイに言われたのだが、
その時言われた事に行きつくには、
また更に数年の経過が必要だった。

今回はその数年後、
「贄(にえ)の夢 ~考察編~」
として、夢と現実の関連を追ってみたい。

※一つ前の具体的な夢の話はこちらへ。
「贄の夢」

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贄の夢

私の見る夢はおよそ1割が悪夢だ。

が、それはある程度大人になってからの話で、
子供の頃の夢の記憶は
悪夢が多い。

というか、
同じ悪夢を繰り返し繰り返し見た。

その内容というのが、
およそ子供が考える枠を超えているから
奇妙で恐ろしい。

今日は私が「贄の夢」と呼んでいる
ある悪夢の話である。

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イマジネーションの宝庫 夢を見る方法

私は昔から「夢」と呼ばれるものをよく見るほうだ。
(この場合の夢は人生の目標ではなく、寝て見る夢)

それが良いか悪いかはさておき、
そもそも
「夢なんて見ないし、見ても覚えてないよ」
という人が結構いる。

今日はそんなあなたに贈る
「夢を見て覚えておく方法」
である。

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足取り階段 ~実録・郵便配達怪談~

世の中には「ヤバイ物件」というのがある。

心霊的にヤバイものから、住人がマジキチなのも含め、
「ヤバイ物件」

そうゆうものに多く関わるのは主に不動産屋だと思うが、
実は郵便屋もその手の怪しい物件にぶち当たる事がある。

だって・・・配達先は自分じゃ選べないからな。

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死者の婚礼 むかさり絵馬

東北地方には「むかさり絵馬」という風習がある。

いや、私もテレビで見ただけで、原画を見た事はない。
ただ、それが妙に頭に残って、
ある時、そのむかさり絵馬を描いてみた事がある。

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