現代の隠密 ~気配が薄い人の言い分~

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ここで日々、バイクの話とバイクの話と
不思議な話と動物の話と
たまに変態の話を書いている。

多分読んでいる人は
「コイツなんなんやろ?」
って思っていると思う。

まぁつまり・・・私が一番おかしいんだ。

世が世なら隠密として活躍できそうな謎の特技

昔から、よくやってしまう事がある。

人の後ろを何となくついて行って、
目の前で扉を閉められそうになって
何気なくガッと掴まえたら

「おぉぉぉぉ~Σ(゚Д゚)!!」

異常なほど驚かれる。

で、絶対に言われるのが
「後ろにいたんかっっ!!」

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

なにがどうゆう事かというと、
昔からどうも私は気配が薄いらしく
その気はないのに過度に人を驚かせてしまう。

気配というか、そもそも私は足音が小さい。
歩く場所や履く靴にもよるが、比較的音がしない。
デフォルトが“猫歩き”だ。

私は日に数回、画室→ダンナの部屋を行き来する。
そのために外の螺旋階段を使用し、
かなりの勢いで往復しているんだが、
この時の足音について近所の人から常々言われる事がある。

「柴さん、あんたが階段往復する時、猫かと思うほど音がしない」

ご近所さんからも“猫認定”

なんでかなぁ?と考えたら、
そういえばE子さんに連れられてお茶会に行っていた子供の頃、
歩き方について注意されていたとうっすら覚えている。

※E子さんとは、母の従妹で私の育ての親みたいなものである。

まぁ私も気質が猫なので、足音の大きな人が嫌いではある。
自分の嫌いな事を自分自身でするわけにはいかないから、
意識しなくても足音を立てない歩き方が身についてしまったのだ。

しかしまぁその弊害として・・・これはなぁ・・・・

私はちっとも悪気はないし、
周りは当然気付いているだろうと思って近づくと

「うぉぉぉ~!!いたのか!!」

という具合。
実はそれが原因で転ばせたり、物を落とさせてしまった事が多々ある。

昔、少し友人と住んでいた時、これが原因で散々怒られた。

「もう!!いないと思ったのにいるんだから!!
いるんだったら存在アピールしてよね!!

え~~~~(;´Д`)

そんな訳で言わなくてもいい独り言を言って存在をアピールするようになったのだが、
これも場所を考えてやらないとかなり頭のアレな人である。

最近すっかり独り言も抜けたので、
必要なければ一日中喋らない事もあるんだが・・・・
そうするとコレだ。

基本影が薄い

更に後ろから近寄った時だけじゃなく、
お店に入ってしばらく店員さんに気付いてもらえない
とかもある。
まぁ物理的に小さいし、周りにデカい人がいたら
そもそも隠れて見えないんだけど(笑)

あと、昔からちょいちょい自動ドアが開かない。
絶対にセンサーの射程範囲を通っているのに開かず、
よくセンサーに向かってぴょんぴょんと飛んでいる。

更に途中でドアが閉まり、数十回以上挟まれている。

リアルプ●ウス

数年前に夜道を柴子と散歩中、
前にブラブラ歩くサラリーマン2人組がいたので
追い越そうとしたことがある。

やっぱり、相当驚かれ、その後
後ろから聞こえたセリフが・・・・

「びっくりしたぁぁぁ~、全然足音しねえんだもんww
・・・・・・・・・・・・・プ●ウスかよ!!

どうやら、私はまさかのト●タ製らしい。
本籍地、豊●じゃないんだけれどなぁ。

逆はない

散々人に驚かれているが、
不思議とこれが逆転する事はない。

そりゃ、曲がり角で出会い頭に驚くという事はあるし、
他人のモーションなしの突然のクシャミに
ビクッとする事はあるが、
この様に後ろから来た足音や気配に驚く事はまずない。

これについても長く付き合いのある人は
「柴ちゃんは後ろにも目がある」
と言うが、
多分、これは昔から私の視力が悪いせいである。

視力が弱いと、それを補うために他の感覚が発達するからな。
昔から嗅覚と聴覚が異様にいい。

気配も良く察するので、0感でも‟死にたて”で
生前と気配が変わらないうちは、
こっちからピントを合わせにいけるのだ。

あと、暗闇で黒猫を踏まずに歩ける。
(黒猫飼いに羨ましがられる技術。特許申請中)

まぁこれにも弊害があり、
私は真後ろに立たれるのが好きではない。

まるでゴ●ゴだが、人の気配で首の辺りがむず痒いので
至近距離で真後ろに立たないで欲しいのだ。
落ち着かない。

ついでに言えば、鼻が良すぎて
ちょっとでも体臭や香水付けすぎの人に
傍に寄られた時のダメージがハンパない。

そして先に言ったように足音のデカイ人間にイラついて
殴りたい衝動に駆られる事が多い(笑)

ステルス人間の心配事

こうゆう事をよく知る友人たちからつけられたあだ名は
「ステルス戦闘機」
「リアル光学迷彩(公安9課に就職)」
「隠密」
「黒子」
「家政婦は見た」
「闇夜の黒猫」
である。
※意外と「忍び」と「忍者」がねぇ。

確かにこれのお陰で隠密行動が得意になりすぎ、
今までアレコレと追跡調査ができたり
難を逃れてきたのは事実。
必要ならただでさえ薄い気配を
‟更に消す”
こともできるからな。

そして物陰に隠れて突然「ばぁぁぁぁ~!!」的な
古典的イタズラは私の数少ない特技である。

しかしだな、
いつか心臓の弱い人を驚かせて、
心臓麻痺で殺してしまうんじゃないかと
心密かにビクビクしてもいる。

別に私は歩くだけで人に振り替えられるような
オーラのある人になりたいとか、
存在感が凄い人になりたいわけではない。

なんかそれって、自己顕示欲の塊みたいで
いやらしいしさ。

むしろ、好きな事を好きな時にやるために
普段は目立たない人でありたい。

でも、流石に人を驚かせてしまうと
何か対策を考えねばならんのか?
とは思う。

それともいっそのこと諦めて
探偵業にでも従事するべきなのだろうか?
バイクはベスパに変えて、
ライターの火力は常に最大にしなければ
ならんのだろうか?

そんな話を時々ダンナにするんだが、
ダンナ曰く

「俺は君の気配のなさよりも、
いきなり冷たい手で触ってくるほうが心臓が止まりそうだよ」

だそうだ。
私の末端冷え症をエナジードレインのように言うな。

末端冷え症はさておいて、
この気配のなさを活かすものはないんだろうか?

もし世の中に「天下一気配消し選手権」があったら、
間違いなく上位に食い込める自信があるんだがなぁ。

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