楽しいのはマスツーリング?ソロツーリング?君はどっちだ?

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まだ続くのか!と言われそうだが、
やっぱり改めて「マスツーリングってどうよ?」って話を書きたい。

バイク乗りの中でもマスがいいのかソロがいいのかは
多分、永遠のテーマになっていると思うのだが、
日頃ソロ、今回久々にマスをして感じた事をまとめてみたいと思う。

マスとソロのメリット・デメリット

まずは私の思うマスツーリングとソロツーリングの
メリット・デメリットを考えてみたい。

やっぱりバイクは自由であってこそ!ソロツーリング

ソロ・・・つまり一人で着の身着のままというのはとにかく気楽だ。
何時に出ても構わず、何時に戻っても構わない。
何処へ行ってもいいし、いつ止まってもいい。

全力で歌ってもいいし、
コスプレして走るのも一人であれば多分誰も文句は言わない。

交通法規と一般常識の許す範疇ではあるが、誰にも何も指図される必要はなく、
また誰に合わせて走らなくてもいい。
あぁ、これぞ正に現代に残された最後のフリーダム!!(笑)

え?孤独?ボッチだって?
いや、これはボッチではない。
これはな、孤高と言うんだ。

ってな具合で、一人夕暮れの浜辺でたそれがれるもよし。
恥ずかしいポエムを作って「愉悦」とニタつくも良し。
メットの中ではどれだけナルシシズムに溺れても良い。

それがソロツー

ソロツーのデメリット ~自由とリスクは隣りあわせ~

一見楽しそうなソロツーだが、
どんなものでも最大の長所は最大の短所になる。

その1:トラブルの負担は全部自分一人で背負う

確かに一人は自由である。
風の吹くまま気の向くままは楽しい。
が、トラブルに見舞われた時
「誰にも助けてもらえないかもしれない」
という可能性も含む。

自由という言葉には「野垂れ死ぬ自由」も含まれる。

これは親父が実際に経験した事なんだが、
当時の親父はまだ30かそこらの男盛りで体格にも恵まれていたから
CB750に乗っていたそうな。

ある時、ちょっとした事で立ちゴケ。
その際に倒れたバイクに足が挟まり、
にっちもさっちもいかなくなった・・・という。

こうなると引き起こしが出来る出来ない以前の問題である。
(この時はマスツーだったので仲間に助けてもらったそう。
バイクも本人も無事だったのでそのままツーリング続行)

または、倒し方、倒した場所によって、
普段余裕で起こせるバイクが起こせないという事も発生する。

交通量の多い場所の場合は通りすがりの人に助けてもらえるが、
少なかった場合は誰かが通るまで延々と待つか、
ロードサービスを呼ばねばならん。

ロードサービスまで呼んだら、
仮にバイク無事でも、もう出掛ける気になれんよな(;・∀・)

その2:孤独との闘い

そして、これは私もついやってしまうのだが・・・・
ソロは自分のペースで走れるが、
つい‟ストイックに走りすぎてしまう”事もある。

気付いたら休憩出来ない所で疲労Maxなのに気付き、
「内なるフォースの力だけを頼りに走り続ける」
とかたまにある。

だってさ、一人だと休憩しても手持ち無沙汰だから、
すぐにまた走っちゃうんだよ。

特に休憩で入ったPAとか道の駅にマスツーの一団がいて楽しそうだと
「バ、バイクはな、孤高の乗り物なんだ!
さ、寂しくなんてないんだからなぁぁ!!」
と、する必要のないツンデレを炸裂させたくなる時もある。

また、真っ暗で対向車も後続車もいない山道を走っていると
3回に一回くらい心が折れて、
「生まれ変わったらもう絶対にバイクには乗らない!!」
とか思ったりもする。
(でも翌日もう忘れてる)

その3:目先が中々広がらない

それから行先を一人で決めるというのは、
ある部分マンネリ化しやすい。

やっぱり自分の興味が中心だから、情報が知らない間に制限されるんだよ。
それは行先だけに限らず、バイクについても一緒。
中々一人では目先が広がらないってのがある。

楽しさをその場で共有!マスツーリング

マスツーリングはソロで弱い所を埋める事が出来る。

まず「困った時に助けてもらえる」
例えば上記のような転倒した場合、パンクした場合、
誰かが一緒であれば起こすのを手伝ってもらえたり、
自分が怪我で身動きが取れなくても即救急車を呼んでもらえたり、
バイクを路肩に寄せるまで後続車を止めてもらえたりもする。

そして休憩
とりあえず周りに仲間がいるので、手持ち無沙汰という事はない。
話のネタなんてバイクの話しておけば何とかなる!
もしくはおっぱい動物ガンダムの話でもしておけば何とかなる!

まぁおっぱいは冗談にしておいても、休憩箇所に立ち寄るまでの間
同じ道を走っているのだから、もうその事自体が共通の話題になる。
(この間なんて、もうずっと「トライクの上でアイスベロベロ」の話で持ってたし。
人との会話って意外とそんなもの)

更に「三人寄れば文殊の知恵」ってなわけで、
人と走る、しかも人にルーティングを任せると
自分の知らない面白い道を走れたり、
美味い店とかスポットに連れて行ってもらえる事がある。

あと、今回のビワイチのように全然面識がない人同士が集まると、
普段間近で見れないバイクが傍で見れる!

これは物凄く個人的な話だが、参加者Mさんの愛車が・・・
私の前の愛車CB400SSだったのが最高に嬉しかった。

あれさ、乗ってる人少ないんだよ。
実際に走っている所、数えるほどしか見た事ないんだよ。
それがさ、ずっと前や後ろを走っているんだよ。

んで実際乗っている人しか分からない
「CB400SSあるある」も話できたしさ~。

※CB400SSあるあるとは・・・・
・よくYAMAHAのSRと間違われる。
・愛車の名前を聞かれ「CB400」まで言うと「SF?スーフォアなん?」と言われ、
「エ、エスエス」と言うと「知らない」と返される。
・大きめニーハンと並んでいるとニーハンが400に、CB400SSがニーハンに見えるマジック発生。
・見た目遅そうだけど実は峠で物凄いポテンシャルを発揮するが、それは乗った者にしか分からない
などなどである。

そして、今まであまり興味がなかったバイクも
「知っている人が乗っている」
となると、興味も湧いてくるし見方が変わる。

私は元々ネイキッドやスポーツ、ハーレーに興味はなかったが、
分からないなりに見るようになったのは、
やはりそれらを所有する人と知り合ったからだ。

マスツーのデメリット ~合わないと苦痛倍増~

ただ、これらもソロツーマンセー派にしてみたら、
全てがデメリットになるのは言うまでもない。

その1:マイペースはありえない

「人と走る」というのは、それだけで気を使う。
マスツーは基本千鳥走行という走法で走るが、
どれくらい車間空けて走ろうか?とか、
遅れないようにしないととか、
常に考えなければならない。

自分が「疲れた」もしくは「ここゆっくり見たい」と思っても、
いきなり隊列から離れる事は出来ない。
逆にもっと飛ばしたくても勝手に飛ばすことは出来ない。

基本的にマスツーは集団行動なので、
集団行動が出来ない人はマスツーが出来ないのである。
(おひとり様好きな人と集団行動が出来ない人は別モノ)

その2:休憩時間が針のムシロ

更にバイクネタでもおっぱいネタでも盛り上がれないほどの
コミュ障にとっては、休憩時間が地獄

その3:パーティ編成に失敗した場合が悲惨過ぎる

そしてこうゆう集団行動は当然の事ながら、
メンバーにDQNがいるともう目も当てられない。

私はとりあえずバイク関係で遭遇した事はないが、
日帰り小旅行で私より年長の人々の行動が良識なさすぎて、
血管が切れそうになった事がある。
車に分乗してもコレなのだから、バイクでされたらどうなる事か・・・。

マスツーは合えば楽しさが倍になると言ってもいいが、
合わなかった場合、苦痛は倍どころか3割増しくらいになる。

バイク初心者におススメなのは?

うちは私が初心を忘れないうちに、初心者の立場で記事を書きたいと思っているので、
バイク乗り出しの初心者さんにおススメなのはどちらか?
という観点でも考えてみたい。

初心者のレベルにも寄るけれど、
基本操作と程々に公道を走れるのを最低レベルにして考えると、
初めて少し遠出をする・・・というのなら、
私はマスをお勧めしたい。

やっぱり、長く乗っている人と知り合えるチャンスだし、
そうゆう人からは危険予測も含めて色々と学べる事が多いからだ。

よく「身を持って学習」っていうけれど、
バイクでそれやってたら上達する前に死ぬからね。

ただし、マスなら何でもいいってわけじゃない。

いきなり数十台が連なるようなツーリングはついて行くのが大変だと思うし、
どこをどのくらい走るかというのもある。
いきなり長距離やヘアピン続きの道はハードルが高い。
慣れないうちはちょっと走っても疲れるからね。

だから上手く参加するチームを選ぶのは大事だと思う。
もしついて行けるか不安なら、リーダーとなる人に打診をする。

で、こうゆう問い合わせにどう答えるかで、
そのリーダーの人柄は垣間見えてくる。

集団モノは何でもそうだが、やっぱりリーダーが大事。

私が今回久々のマス、
しかも全然面識がない人ばかりのグループに入っても
不安がなかったのは、リーダーのYさんが
そこをしっかりやってくれていたからなんだよね。

どうゆう事かというのを少し上げると

  • 事前のルート提示
  • 下見などの段取りの良さ
  • 参加メンバーへの車両、途中給油の有無確認
  • 当日は、各人がコミュニケーションを取りやすいように名札を配る
  • 速度についての説明(勿論、法定速度)
  • 集団で訪れるお店側への配慮(事前に一定金額を集金し、まとめ払い)

ざっと上げるとこうゆう事なんだけど、
隊列順序も中ほどに初心者を入れるなどの配慮もあり、
凄く適格だったと思う。
(なんかツーリングの本とかも読んだり、色々調べていたのがTLから伺える)

何かを習得しようと思ったら、ある程度の努力や苦労は免れない。
ただ、闇雲に苦労すりゃいいってわけじゃない。

いいツーリング仲間を見つけると上達は早まるし、
もっとバイクが楽しくなると思うんだ。

チームの排気量は合わせないと駄目なのか?

マスツーで排気量がバラバラだと、
低排気量の人がついて行くのが大変という話がある。

これについて私は一般道走るならぶっちゃけ50cc以上は関係ないと思う。
速度指定40kmの所はニーハンもナナハンもリッターも全て40kmだから。

別にね、大型だけは100kmで走っていいとか、そんな特権ないんだよ。

過去にニーハンと400でツーリングに行った事もあるけど、
一般道でニーハンが遅いとかそんな事感じなかったけどな。
だって指定速度変わんねぇもん。

排気量の差が気になるのは、
高速などを利用したメッチャ長距離の場合くらいじゃないのかな?
ついて来れないっていうより、乗り手の疲労度の問題は出ると思う。
やっぱ排気量デカイと楽だもん。

排気量や参加者の力量を気にするなら
最初から募集をする時に制限をかけなければならないし、
それがないグループなら低排気量、初心者を考慮して走れる人しか参加しては駄目だと思う。

まかりなりにも自分が少しでも上手いと思うのなら、
不慣れな人をサポートして、
バイクの楽しさを教えるのが本当のベテランだと思うんだ。

法定速度や指定速度を超えてまで飛ばしたいのなら、
一人で行って、一人で飛ばして免停になれば?
って思うわけよ。

交通マナーについても同じ。
車もバイクも大きい物に乗ると、つい偉くなったような気になる人もいるけど、
全然そんな事ないんだぜ?

バイク乗ってる人の中には、情けない事にそのような
「排気量マウント」をしてくる奴もいるが、
そいつはバイクはデカくてもケツの穴が小さいのだ。

そんな奴は初めから相手にしてはいけない。
せっかくのバイクがつまらなくなってしまう。

集団もそうだ。
集団になると気が大きくなって、つい飛ばしてしまうとか、
周りを気にしないというのは駄目だ。

動物園の団体割じゃねぇんだぜ?
ポリ公点数割引してくんねぇぜ?

ツーリングはツーリングであって、
暴走行為ではないのだ。

結局、ツーリングの基本は同じ

結局の所、世の中には「絶対」なんてありはしない。
存在するのは「自分に合うか、合わないか」これだけである。

ただ、マスでもソロでもバイクに乗る以上、基本は同じだ。

バイクは一人で走っても、他人と走っても、
自分がハンドルを握っているのだ。

バイクは確かにタンデム(二人乗り)出来るが、
「運転の交代要員として後ろに一人乗せていく」
ってのは聞いた事がない。

だから、自分で始めたら自分で終わらせないといけない。

そこはソロでもマスでも同じだ。
そしてバイクに限らずだけれど、周りへの配慮は忘れてはいけない。

事故らなけりゃいいとか、そうゆう問題ではない。
周りに「これだからバイクは」と思わせない配慮も必要なのだ。

 

結局の所、マスとソロのどちらがいいのか?だが、
特に私は今回、名古屋―琵琶湖間は一人だから、
ソロ→マス→ソロ
で一日過ごした事になる。

どちらの時間が楽しかったかなんて、
そんな優劣はつけられない。

見たものをその場で共有できる事。
思いつきでライトアップされた彦根城を見に行く事。

この二つは優劣というよりも、楽しみ方のポイントが違う
一概にどちらがいいとは言えないのだ。

今回については、リーダーからメンバーまで
もうこれ以上ないくらい恵まれてた!!
(結局、まだ専用DMグループで毎日何かの話をしている。
大体飯テロなのが笑えるんだけど)

いやぁ、ツーリングに限らず、
人が10人集まると
大体一人は変な奴混じるのが世の常なんだがなぁ

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

おっと、その変人枠、多分俺だわ(爆)

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