幽霊も元は“人の子”

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今はすっかり丸くなり、普段は“ただの好々爺”と化している
拝み屋のジジイだが、実は若い頃・・・
Vシネマによくある職業
をしていた事がある。

これについてはうちのダンナも同様で、
だから多分仲良くなったのかなぁって思っている。

勿論、二人とも今はすっかりカタギだ。
まぁ拝み屋って職業をカタギに数えていいかの謎はあるが(笑)

そんな人生の途中でガチにダーマの神殿へ立ち寄ったんじゃないか
という転職経験者の昔話は面白い。

「や~、チャカ出て来た時には、もう無理って思った(;・∀・)」

・・・・リアルVシネ(爆)

そんな感じなので、転職前は
「神さんおんなら、今すぐ目の前に連れてこいやぁ!!」
くらいな事を平気で言ってたそうだが、
何しろ後からそうゆう仕事に就く人達なので、
やっぱり当時から変なモノはよく見ていたそうだ。

組〇の家

ジジイがまだそうゆうVシネ的職業についていた頃、
お使いでドン・コルレオーネ(笑)の邸宅に行ったそうだ。

入る前から嫌~な予感はしていたけれど、
まだ若いし、職業的に
「ここオバケ出そうなんで入りたくないです」
なんて、口が裂けても言えない。
ってか、Vシネにそんな台詞ありえない。

あ~と思いながら入る。
入るとやっぱり予感は的中したそうで、
中は色々・・・だったそうだ。

とりあえず応接室で待っててくれと、応接室に通されて
ソワソワしながらドンが来るまで待ってたそうな。

すると・・・・

カタカタカタ・・・・
カタカタカタ・・・・カタカタカタ・・・・

部屋の中からカタカタと音がする。
で、音はするけれど何が鳴っているか分からない。
地震かと思ったが、別に揺れてない。

あ、うん、これは・・・・

ポルターガイストっていうやつかぁ(;・∀・)

と、ソファーに座りながら思ったそうだ。

音が大きくなるにつれ、地面は揺れていないのに
傍の棚も震えてくる。
元からの音に加えて棚が立てる物理的な音も加わり、
もはやカタカタというより
部屋中がガッタンガッタン言ってるような有様。

そこへ
「おう、待たしたなぁ!!」
と勢いよくドン登場。

ドンがやってくると大きな震えは収まったものの、
相変わらずカタカタと音がなっている。

ジ「いや、それはえぇんですが・・・・
凄く変な事言いますけど・・・この家、おりますよね?」

するとドン、
ド「お?あぁ、おるおる。また騒いどんのか?ちょっと待っとれや!!」
とまた部屋を出て行った。

で、再び戻ってきたと思ったら、その手には“長ドス”

「あ、ヤベェ、俺やっぱマズイ事言ったかなぁ」と思っていると、
部屋のど真ん中で勢いよく長ドスを鞘から引き抜いた。

で、

「ごるぁぁ、やかましいぞ!大人しくせんのやったら、
またブチ殺すからなぁぁぁ!!」

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

ピタッ

ド「悪いなぁ、阿保だもんで時々騒ぎよるん。
コレやると数日は大人しくしなるから

と、何事もなく椅子に座り普通に話を始めたそうだ。

 

ジ「あの時なぁ、“幽霊も元は人”なんだなぁってしみじみ思った」

よくジジイもダンナも
「えぇか、最終的に気合やで。祝詞も経もさておき、
一に気合、二に気合や!!
ビビったらおしまいやで!!
ハッタリでもなんでもかまして相手ビビらすくらいでなきゃ、
祓い屋なんて務まらん」
と言っているが・・・・

まさに・・・・Vシネ的ワイルドお祓い(;・∀・)

ちなみにジジイが今でも気になるのは
「またブチ殺すぞ」“また”の部分だそうだ。

あの時部屋にいたのは・・・ひょっとして・・・・・

 

世の中には知らなくていい事が結構沢山ある。

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