最終ミッションは温泉と満月祭 ~吉野山を走る10月の奈良ツーリング~

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10月25日のソロツーは、中々盛沢山な内容となっている。

吉野山から始まり、
その後大淀のライダーズカフェでバーガーを食らい、
そこから更に天理の石上神宮へ辿りついて用事を済ませたのが16時
自宅を出て、既に10時間経過(笑)

だが、実はまだこの日の予定は終了ではない。

あと二つ予定が残っている!!

梅の郷 月ケ瀬温泉

天理にある石上神宮からR25の治田ICまで約30分ほど走り、
ICから更に10分ほど細い道を走った所に「月ケ瀬温泉」はあった。

こんな写真しかないのは、辿り着いた時には疲れもしてたが
腰が痛すぎたからだ。

また腰の調子が悪い。
まぁ痛み方としては坐骨神経なんだが、
今回は特に酷いらしく腰から足先までが痛む。

え?動き回ってるから大したことなんだろって?
いや、寝ても起きても痛いから、もうヤケクソで動いているんだよ。
逆に何してても痛いから、こうゆう時は頭を使う事が出来ん。
集中出来ないからな。
だから体使う事やってんの。
(坐骨神経痛の場合は安静にし過ぎるのも良くないらしい)

整体には行っているし、自宅でもダンナに灸をしてもらっているんだが、
中々良くならない。

まぁ別件もあったが、吉野ではこの腰を何とかしてくれと
権現さんにも言ってきた。
だが、神頼み仏頼みはあくまで補助で、
治したかったら自己努力は惜しんではならない。

人が出来る最大の自己努力・・・それは温泉である。

ちょうど、この後予定している場所から最も近い所に
この温泉を見つけたので時間調節も兼ね立ち寄ってみたのだ。

温泉入口の右手にバイク駐車スペースがあり、
一台のバイクが停まっている。
そして更に横には野菜の販売所。
(ヨレヨレしながら少し覗いたら、伊賀名産の‟ひのな”もちゃんとあった)

温泉の建物に入ると広々としたホールに券売機。
なるほど、これで買うのだな。
大人は600円。
なのだが・・・実はWebにクーポンがあって使うと500円で入れる。
タオルの貸し出しもあるが、今回はちゃんとタオル持参だ。

料金を払い、早速風呂へ。
脱衣所も程々に広く、
ドライヤーと簡単な基礎化粧品(化粧水など)は無料。
そして、ウォーターサーバーも完備されている。

参考までに公式HPの泉質を記載すると以下の通りである。

月ヶ瀬温泉の源泉は、30.5℃の重曹泉系の単純泉。
特徴:無色透明、無臭
低張性―弱アルカリ性―低温泉
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり
うちみ・くきじ・慢性消化器病・痔症・冷え性・病後回復期
疲労回復・健康増進

地下1,200mより湧く無色透明でpH7,9のさらりとしたお湯ですが、
肌に優しく入浴後はしっとり、もっちりとしたお肌を感じていただけます。
神経痛や関節痛にいいと地元の方にもたくさん利用いただいております。

あと、ここは伊賀盆地を一望できる展望露天風呂があるのだが、
それは「茶の湯」というほうにあり、
今日は残念ながら「茶の湯」は男性用になっている。
(日替わりだそうで)

まぁ露天はこの日女性用になっていた「梅の湯」にもあるので、
展望露天はまた機会があればにしよう。

のびのび入れる室内風呂

では、いざ浴室へ。

ここは入ってすぐの所に‟かけ湯”用の場所と桶が置いてある。
私が入った時はまだ人が数人おり、洗い場を使っていたので、
別にこうゆうスペースがあると嬉しい。

まずは室内風呂から。
HPの情報通り、ヌメリの少ないさらりとしたお湯。
室内の温度計を見ると大体41度前後を保つように管理してあるよう。

朝6時台から走り回って冷え切った体には、最初ピリリとする感じがあったが、
慣れれば丁度いい温度だ。

湯船の横には大きな窓があり、外の露天風呂の様子がよく見える。
よしよし、のぼせそうになったら露天へ移動してみよう。

岩風呂と源泉風呂

程々に体が温まった頃、外の露天へ移動する。
外には岩風呂と水風呂、そして「源泉風呂」というのがあった。

そもそもここの湯なんだが、吐出温度はそんなに高くないらしい。
(30度程度)
それを沸かさずそのままに楽しめるのが、この源泉風呂。

非常に小さめの風呂で、大人の女性なら2人入るのが限界のサイズ。
丸くてデカイ湯飲み茶わんのような浴槽は信楽焼きで作られているそうな。

時刻は夕方なので流石に最初から源泉風呂に入る気にはならないが、
中でかなり温まった後なので、クールダウンにはちょうどいい。
(冷温交互浴とはいえ、流石に水風呂はキツイ)
最初は冷たく感じるが、すぐに適温に。

この頃には既にほかの客は出て行ってしまって、露天スペースは
もはや貸し切り状態。

別に秋に限らず夕暮れの空気は一日で一番甘い。
そこにこの水でも湯でもない源泉風呂はぴったりだ。

少しクールダウンした後は、岩風呂へ。
中の浴槽に比べると少し深めの岩風呂の中で、
水中エアロビではないが、思う存分‟湯中ストレッチ”

バイクと温泉の相性は最高である。

「ばくおん!」でも温泉シーンはあったが、
もちょっと古い物で行けば、
猫十字社さんの「華本さんちのご兄弟」でも、
バイクで露天を巡るというエピソードがあった。

※長野が舞台になっている軽めテイストのラブストーリー。
特に温泉エピソードの出てくる「銀の蛸やき」には、
免許取り立てのバイク女子が登場するのでバイク女子には是非読んでほしい。

「好きな事=疲れない」なんて事は絶対になく、
いくら好きな事でもやれば疲労はする。

特にバイクは確実に体力勝負で、
男女の差なく走ってりゃ寒いし、
寒い中走ってくれば温泉はこの世に現れたパライソである。

そうやって、ひとしきり湯に浸かる事30分。
すぐに腰がどうなるわけではないが、
それでも体が軽くなる。
(で、入口の写真を撮りに行った笑)

そして湯から上がって乾いた喉を潤すのは・・・・
お約束のコレに決まっている。

この界隈では定番の「大内山コーヒー」

「兄ちゃん、珈琲も牛乳も美味しくないのに、珈琲牛乳はなぜ美味しいの?」
「それは相乗効果さ」
「ソージョーコーカってなあに?」
「運命の出会いということだ。そうなると何でもうまくいくものだ」

っていうやり取りは、森見登美彦さんの小説「有頂天家族」の一場面だが、
最初にこれ作って風呂屋の定番にした奴は天才だ。

ちなみに、このツーリングから1週間ほど経過したが、
温泉のお蔭か権現さんが善処したのか、
あれほど治らなかった腰痛が、かなりの勢いで回復しつつある。
(全快とは行かんが、仰向けに寝られるようになった)

あぁありがたや、仏と自然の恵み。
これがあるから温泉と神社仏閣巡りはやめられん(笑)

梅の郷月ケ瀬温泉:http://tsukigaseonsen.com/
営業時間:10:30~20:30(火曜定休)
二輪駐車スペース有。
※レストラン併設だが、今回利用しなかったので評価なしで。
売店には大内山乳業の牛乳など各種有なのは確認済み。

岡八幡宮の満月祭

さて、ご機嫌で温泉を出た後は、そこから5kmほど離れた白樫IC傍の
「岡八幡宮」へ。

とっぷりと日も暮れて真っ暗と言いたい所だが、この日は極上の満月だ。
それこそさっきの温泉の「茶の湯」の展望露天だったら、
伊賀盆地の上に登った月を眺めながら月光浴も楽しめただろう。

とはいえ、今日はそうは言ってはいられない。
これから向かう先の岡さんで、この後ご神事があるのだ。

アメブロからの読者さんにはお馴染みの「岡八幡」だが、
こちらで初めて名前を目にした人のために軽く解説する。

伊賀上野の街から少し離れた所にある「岡八幡宮」は、
名前を知る人が少ないものの、
かの有名な鎌倉の鶴岡八幡宮の唯一の末社であり、
作ったのは源頼朝である。

つまり歴史としては相当古い所だ。
そう、別にデカい有名神社ばかりに歴史があるわけではないのだよ。
(ってか、昼間に義経の隠れ堂行ったのにね~)


※夏の茅の輪くぐりの時の様子。

春には流鏑馬もあるんだが、しばらく行われていなかったこの神事を
復活させたのが今の宮司さん。

何でそんな所に私がやってきているのかと言うと、当然ダンナやジジイの繋がり
という訳で・・・・まぁ、八幡さんはうちの氏神さんだし、
うちの実家の地域も頼朝さんとは縁のある土地だしな。
(地元民はそんな事全然知らんけど。ちなみに実家の向かいが若宮八幡)

ご利益はさておき、宮司さんや神職さんが良い人だから、
私も通って事あるごとに記事にしているのである。
(宣伝になっているかは微妙過ぎるが)

んで、この岡さんの敷地の中には「鈴成弁財天社」というのがあり、
毎年11月25日に大祭も行われているんだが、
それとは別に毎月満月の夜に行っている神事
「満月祭」だという。

「満月祭」は、何処の神社でもやっているわけではないらしい。
どうも鞍馬寺では「五月満月祭」というのがあるらしいんだが、
それだって年一回だし、
途中で立ち寄った吉野神宮の人との雑談で
「この後、満月祭に行く」
と言ったら「それは何ぞ?」って聞かれたので、
やっぱり一般的ではないんだろうな。

ちなみに私も初めて満月祭に来たが、
ダンナやジジイも流石に来た事がないそうな。

名古屋から片道100kmは近いっちゃ近いが、
如何せん開始が19時なので中々腰が上がらない。

神社に行くと、夜の神事の時にだけ出される提灯に灯りが入っていた。
毎年年末の大祓いの時くらいしか、この提灯は見れないので
ちょっと嬉しい。


※ご神紋の笹竜胆が入った提灯。この使いこまれた感じが美しい。

大概の神事は上の境内で行われるんだが、
これは雨天以外は外で行うのだそうだ。

もちろん場所は弁財天さんの所で。
本当にいい月夜で明かりも要らないくらいだったんだが・・・・
スマホで撮影すると・・・・やっぱり暗いな。

夜景撮影には良い仕事をするスマホだが、
月明りの風景を再現するのにはもう少し工夫がいるのかもしれない。

なんというか・・・・これでは神秘の弁天池というよりも、
ホラー映画のポスター風味ではないか。

試しに文字を入れたら、まんまハマってしまった!!笑
(よくこうゆう事すると「罰当たり」って言われるけど、
お神はネタにマジレスはしないらしく、今の所怒られたことはない。
多分「止めても無駄」だと悟られているんだと思う)

普段、神事や社の写真は撮らないのだが、
最近は自分のブログで使う以外にも諸事情があり、
許可をもらってチョイチョイ写真を撮らせて頂いている。

この日も撮影する予定だったが、狭すぎて身動きが取れず
結局普通に参加することに。
まぁいいか。普段中々出れないし。

煌々と月光が照らす中で行われる満月祭は物凄く雰囲気があっていい。
満月祭というだけあり、途中、弁天社だけでなく空の月にも何度か頭を下げる。

月というのは多分星以上に身近な天体だと思う。

星は街中では中々見えないが、月だけはネオンが支配する街の上にも出ている。
月齢や月食などはあるものの、どの季節にも変わらず空にあり
発見するのに大した手間は掛からない。

街中で恩恵を感じる事は少ないものの、一歩郊外へ出れば
そのありがたみが身に染みる。
つーか、バイク乗りには天にあるものは大概ありがたいけどな。
(雨もなぁ、まぁ程々とかたまにならいいよ。あれはあれで)

神事の終わりには、大体宮司さんが色々お話して下さるんだが、
この日も自然についての話をして下さってな。
私はこの宮司さんの話が一番好きなんだ。

神事が終わって飛んで帰るつもりが・・・直会(なおらい)に呼んで頂いて、
ちょっと歓談。
この日は私以外に5人くらい来てらしたかな?
皆でうどんと巻き寿司突っつきながら、何処やらの卵が美味いとか
そんな話で盛り上がる。

もりもりもり沢山ツーリングまとめ

さて、今回のツーリングのまとめ。
吉野の記事にも載せたけれど、再びここに地図を貼ってみる。

ちなみに大淀のライダーズカフェVintageから石上神宮までは、
明日香村→桜井を通過するルートを使っている。

本当にな~、そろそろ勝手知ったるになりつつあるよな、この界隈。
(数年前に一度車で行ったきりの明日香駅前と
入った喫茶店覚えているとか、どうゆう無駄な記憶力だ)
っていうか、桜井が近くなったら三輪山目印に走れば絶対迷わないもんなぁ。
(何故かあの山は遠くからでもすぐに分かる。ぶっちゃけ見えなくても方位が分かる)

来れば来るほど奈良は住みたくなる。
まぁ気楽に感じるのは、私が何処までもツーリストでここでは
日常的な責任やしがらみが発生しないからなんだがな。

それは分かっちゃいるが、やっぱり奈良はいい所だ。

さて、今回の走行距離は395km。
燃費も大よそ30km/Lという所。

っていうか、朝の名古屋→針間が少し時間掛かりすぎだったな、今回。
というか、針にしろ石上にしろ「さぁ出よう」と思うと、
何故かオジサンに声を掛けられる・・・というのが続いて、
そこで時間取られてるのがあるかも?

どうでもいいが、すぐに「よく大型取れたね~」とか、
「なんでこんな大きいバイク乗ってるの?」って
何なんだろう?

別に大型の免許なんて車校通えば誰でも取れるし、
私は一台で買い物から遠方へのツーリングもこなしたいから
ダボハチに乗っている。
ただそれだけ・・・なんだけどなぁ。

あ、さて・・・ツーレポを書いている間にスケジュールが怪しくなってきた。

何しろ今年はもう2か月しか残ってないからな。
色々と消化予定が詰まってきた・・・・

今月はもう一度吉野まで行きたいのだが・・・・
本当に行けるのだろうか?

つーか、温泉入りてぇぇぇぇ~!!(笑)

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