くれくれイズムの憑け憑け ~ヒトコワ・レポート~

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昔からライスワークもライフワークも
何だかんだで
結構人と会う機会が多い。

そんな事をしていると
数人に一人は一目会っただけで
「げげっ!!」
と思う人もいるもんだ。

今日はそんな話。

何でおまいらは私に人生相談をするんだ?

数年前の事である。
私の所に一通のメールが届いた。

仕事の依頼っちゃ依頼だが、
ほぼ人生相談的な内容であった。

別にそれはいい。
いいよ、メールで人生相談くらい。

いきなり目の前で見知らぬ人が
「きゅ、救急車を呼・・・ん・・・」
と言って昏倒するのに比べたら平和だ。
(当然、実話。しかも一度ではない)

で、その日のメールも
依頼相談込みのほぼ人生相談だった。

で、その内容だが
“すぴりっちゅあるネタ”
が絡んでいるというか
“色々きちゃってるな
って内容だったわけよ。

※大人の事情で詳細は書けません!!

それでも一応仕事の依頼だというし、
これもまたお決まりの
「私の思い込みかもしれないし」
で、
何通かメールをやりとりして
「じゃあ、お会いしましょう」
って事になった。

うん、凄く会いたくなかったけどね(爆)

視え~る一族が凍り付く・・・依頼人

待ち合わせ場所は、
その時、たまたま友人が主催していた
イベント会場だった。

私は手伝いに駆り出されていたので、
到着時間が微妙な相手を待ちがてら
手伝いをしていたんだ。

んで、面白いのが
この時会場に詰めていたメンバーである。

私を除くメンバーは友人の身内の女性陣で、
ここの家系の人々は、
強弱はあっても全員‟視え~る族”である。

その中でも私と同年代の友人は
バリ視えである。

これは余談だが、
数日前にもなんか凄いのを憑けた人が入場したらしく、
全員で戦々恐々とするという事件があったらしい。
(私はその時、たまたまいなかった)

その話を「まぁ!視える人は大変ね!にょほほほ~」
と笑って聞いていたのだが・・・・

その瞬間は突如訪れた。

 

その時、私は会場の隅にいて入口は見てなかった。

が、突然、俗にいう“悪寒”に襲われた。

‟あ、なんか入ってきたよ!”

と思いつつ、リアクションしないのが
怪異、怪異と思しき現象、
および変態に対するお約束だ。

‟気のせい!気のせいだから!!
これは絶対に気の迷い”

と、何処までもシレっと頼まれていた
仕事をしていたんだけど・・・

気配や音で友人が誰かと話をして
こちらにやってくるのが分かったので
流石にずっと無視も出来ず・・・
それでもシレっとそっちを見たんだよ。

案の定、視え~る一族の若き族長(笑)である友人が
こっちに歩いてきていたんだが、
その顔が完全に引きつっている。

なんというか、もうこの表情で
全てを悟れる。

友「あの・・・今ね、
柴ちゃんを訪ねてきた人
がいるんだけど」

普段、可愛らしい声に反して
結構な毒を吐く友人が語尾を濁らせる・・・だと!?

内心、戦々恐々としながら
入口を改めてみる。

そこには何処にでもいそうな
ごくごく平凡な一般市民が立っていた。

特に眉目秀麗でもなく、
かと言ってトンデモナイ不細工でもない。
デカくも小さくも
細くも太くもない。

身につけているものもごく一般的なセンス。
いわゆる‟モブキャラ”

・・・件のメールの相手だと、
何故かすぐに分かった。

約束してたからじゃなく、
なんかこうさ、
メールと同じ雰囲気醸してんの。

そして、なんとなく視線を外して周りを見て、
更に更に私は後悔した。

伝えに来た友人だけではない。
会場内の
‟視え~る一族”が

完全に固まっている。

全員器用に‟見てないふり”をしながら
そいつを凝視しているのである。
(分かるかなぁ、この感じ。たまにあるよね、そうゆう事)

それを見た瞬間の私の脳内はこんな感じだ。

駄目だぁぁぁ~!!もうこれ
どうやっても勘違いじゃねぇぇぇぇ~!!
このキモイ感じは、アイツが原因だ!!
そして私はこの後アイツと話をしなけりゃならん!!

こうゆう事をおよそ1秒間くらいの間に
表情が「無」のまま考えたわけよ。

とりあえず、
このままここで話をするのはマズい。

というわけで、
そいつを引き連れて会場を出た。

素知らぬ顔で挨拶~世間話していたが、
普通の速度で横を歩いているだけで
心臓がパクパクする。

で、「これは持たない」と思ったので
煙草が吸える喫茶店に入る。

※煙草と心霊については、機会があればまた別に話をする。
色んな説があるが、まぁ私も煙草を使ってアレコレやってる時もある。
が、‟ただのニコ中”でもあるので、何もなくても吸ってる。

話をしながら次から次へと煙草を
エンドレススモーキングしているんだが、
その煙草を持つ手が
小刻みに震えて止まらん。

怖いとかじゃなく、
勝手に体が反応してんだよ。

まぁ・・・そいつに背負ってるものは
すぐに察しがついた。

何が憑いてたかについては
ちょっとややこしいので
語る事は出来ないが、

とりあえず、世にいう悪霊とかそうゆう類ではない。
ただ、ひたすらに面倒くさいものが憑いている。

勿論、本人にその事は言ってない。

え?不親切かい?
だって、私は拝み屋じゃないんだぜ。

私は一応“商談”をしに来ているわけで、
霊視を頼まれているわけじゃないからな。

それに本人の困りごとはコレが原因じゃない。

これらは、私や視え~る一族みたいな奴らが
勝手に「げげっ!」って思う事だからな。

それに何とかするには、
お祓いじゃ駄目なんだよ、この人の場合。

むしろ、自分が原因で起きている現実問題を
スピリチュアルな問題にすり替えているから、
本来憑かないはずのコレが憑いて離れず
他者が認識できる状態にまでなっていると
言うほうが正しい。

でも、一応、持っていた変な開運アクセサリー
「それ、外したほうがいいっすよ」
って忠告したけどな。
これはこれで、また違う意味で煙吐いてたから。

勿論、煙吐いてるからって言い方はしてない。
「ダサイから止めた方がいいっすよ」
って言った。
(これも大分鬼対応だが)

 

で、肝心のお仕事の話は

「自分、お金ないので〇万(変な開運グッズよりかなり安い金額)で
お願い致します」

・・・・・全力でお断りいたしました。

そして、その人が自分がお金がない言い訳を延々連ねるので
珈琲代も出して差し上げました。
(なんかあんまりにも哀れに思って。結構いい歳だったのに)

小一時間ほど話をして、
別れる頃には私はフラフラ。

そしてその人が背負いこんだ“ソレ”を
貰ってしまい
体が重い!

ちょ!このままあの“視え~る族”のいる会場に戻れないじゃん!!

・・・・会場に戻る道すがら、
落としましたとも!!

全力で振り落としましたとも!!

舐めるな、この柴猫さんを舐めるなよ!
例え0感でもな、その位はしてやるぜ!!

というわけで、人の往来する〇〇〇で
背負ったものを落とす落とす。
(とりあえず「ビックリするほどユートピア」と
ファブリースで落とした訳じゃないぜ)

・・・・落とした物を拾った人の事は考えない方向で!!(モード鬼)

※この「もらう」「憑ける」「憑いてる」って表現、
凄く微妙なんだけれど、それこそ埃や花粉のように薄くついている場合から、
ガッツリ取り憑いている場合もある。
他の人がどう言い分けているかは知らないが、

ここでいう「もらう」は埃のようについている状態と思ってくだされ。

 

ひとしきり‟埃(笑)”を落として、
やっと会場に戻ったわけだが・・・

件の友人が待ち構えていたかのように
ス~っと隣にやってきた。
で、

「あの人、柴ちゃんのお友達?」

と、引きつった笑顔のまま聞いてきた。

まさかまさかまさか!
本日初めてお会いしたばかりでございますことよ!!
カクカクジカジカ、
カヨウカヨウかようなわけで、
そしてこれから先、なにがしかの形で関わったとしても
絶対にお友達になる事は未来永劫ありえないでございますよ!!

矢継ぎ早にそこまで説明すると
彼女は顔をちょっと緩め

「そうよね。絶対に柴ちゃんが一緒にいるタイプじゃないもの

・・・・で、あのね、

まだ憑いてる

と、にっこり笑い、
ポンポンと私の肩を手で払った。

 

この彼女の一言が
一番怖うございました・・・・・。

開運よりなにより先にやるべき事をやんなさい

ちなみにその人がその後どうしたかは知りませんよ。

そりゃしばらくの間、
しつこくしつこくメール来てましたがね。

その中には
「〇〇という占い師に視てもらったら
柴さんと同じ事言われました」
って報告もあったけどさ。

ちょっと待て、おまい。
おまいはその占い師においくら万円払ったんだ?

私は事前にタダで話をしてやって
しかも珈琲までおごってやってただろうが!

これはお金の問題ではない。
なんというか、失礼ではないか?

確かに私はスピリチュアルな肩書は背負ってない。
だから何かが視えても、
その事は余程の事がなけりゃ伝えない。

でもさ、なんか失礼じゃないか?
(この絶妙な苛立ちを理解して頂けるか?諸君)

絵の話についてもそうだ。
「自分、芸術好きなんですよね」
と言いつつ、
自分の不幸話を山ほどして、
変な開運グッズより安い値段で買おうとする。

ちなみにこの人、私の知り合いの人の所で
「こんな何の効力もないアクセがこんな値段なんですか?」
みたいな事をのたまったそうな。

・・・この人にとっての物の価値は
“パワー”とか“開運”とか
そうゆうものにしかないらしい。

だったら、
ずっとそうゆう所でカモられ続けて
ケツの毛まで抜かれりゃいいのに。

(ウルトラスーパーEX本音)

 

まかりなりにも「客」だと言ってきた人間の話を
こうして公開するのはどうかとは思う。

ただね、本当多いんだ。

同情を誘ったり、仲間のような事を言って、
出来ればタダで何かを手に入れたい
そうゆう‟くれくれイズム”野郎が。

んでまぁ、大体そうゆう奴って
なんか憑いてるんだがな。

ここで肝心なのは、
「何かが憑いているから、そうゆう思想になるわけじゃない」
という事だ。

タダならゴミでも持って行く
そんな浅ましさが
怪異を呼び込んでいるんだ。

つまり、今回来たその人の一番の問題は
コレなんだよ。
自分で全部呼び込んで背負ってんのさ。

だから、いくら祓っても、また別のが憑く。
その事に早く気づけばいいんだけれど、
その後に来たメールには
明後日な事ばかり書かれていたから
あれは当分無理だろう。

そんな訳で常々思うのだ。

人の恐ろしさ、浅ましさに勝るものなし。

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