シールで楽しむ七十二候 ~暦生活という暦と遊ぶシール~

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人が暮らしていく上で、
「暦」
というのは、なくてはならないものだ。

暦、カレンダー、手帳。
結局、それらは時間の流れを時計とは違う単位で、
体系づけたものである。

現代人はとかく忙しい。
たまにミッチリとスケジュールが詰まると
「この世から時間や日付という概念など消えてしまえ!!」
と思う時もある。
(実際には「締切りなんて消えろ!」の意)

だが、忙しいのは暦や時間のせいではない。
変えるべきは自分の目線である。

今日はそんな目線が変わる楽しいものを紹介してみよう。

四季を楽しむシール「暦生活シリーズ」

先日、手帳に使うものを探していたら
こんな素敵なものを見つけた。

「スケジュールシール七十二候(春&夏)」
「スケジュールシール七十二候(秋&冬)」
「スケジュールシール月の満ち欠け」

これは「新日本カレンダー株式会社」という
元々日めくりカレンダーを主力にしていた会社から発売されている
「暦生活」というスケジュールシールシリーズの一部。

見つけた切っ掛けは「月齢シール」だったんだが、
むしろ七十二候のほうに食いついてしまい、
3種類まとめてポチ買いしたというシロモノである。

手帳に貼りたい!七十二候シール!

私が買った七十二候シール2枚は、
それぞれに七十二候の名前と
名前に似合ったイラストが入っている。

各候の横には二十四節気が書かれていて、
貧乏性の私は、これも使う予定である。
(いや、だってここも切り取ればシールになるし、
サイズ感が丁度いいんだもん)

1枚のサイズはおよそ1cm角
半透明の和紙素材で出来ていて、
貼り直し可。

そして七十二候は、今の暦に合わせると
年によってズレがあるんだが、
この「暦生活」のいい所は、
ちゃんとカレンダーも同梱してくれるところ。

自分で全部調べようと思うと結構手間だったりするんだよ、これ。
(だって72種類あるんだもの)

更に、各候の解説も入れてくれている所

どうよ?どうよ、これ。
私の趣味からすると、
ちょっとイラストがファンシーだけれど、
コンセプトがだろ?(愉悦)

・・・・・
・・・・・
・・・・・

え?あ?そもそも・・・・

七十二候が何か知らない?

・・・・だと?

では、ざっくりと解説してみよう。

二十四節気、七十二候を全部言えますか?

日常生活の中で
「立春」「春分」「秋分」「大寒」
という言葉は聞いた事があるだろう。

まぁ「春分」や「秋分」は祝日になっているから
知らない人はいないはずだ。

では、結局これは何なのよ?
って話だが、これは

二十四節気(にじゅうしせっき)

というもので、
簡単に言えば季節の区切りだ。

二十四節気は太陰暦を使っていた時代に、
季節を表すための知恵として考え出されたもの。
一年を24分割し、その区切りと区切られた期間に
それぞれ呼び名がついている。

今の時期なら話題になるのは「冬至(とうじ)」

そう、カボチャを食らい、柚子湯に入る
あの冬至は二十四節気の一つ

 

二十四節気は、一部を除き別に祝日でもなく、
知らなくても困る事はない。
しかし、私はこれを結構マメに見て暮らしている。

大した理由はない。
単純にここで使われる言葉とそこに含まれる意味合いに
雅を感じるからだ。

二十四節気の元は中国だそうだが、
長くこの国で使われる間にこの国に合うように変えられ、
その表し方に日本語という言葉の美を感じる。

まぁ神社通いしていると、
季節毎の神事に参加する事もあるし、
私の場合はジジイやダンナから伝え聞いている
アレコレソレもある。

それと、毎年立春を過ぎると面白美しいものが見え始めるので
気にしているんだ。

二十四節気は
地方ニュースの特集コーナーでも話題に昇るので
誰でも馴染みがあるとして、

七十二候(しちじゅうにこう)

はどうだろう?

七十二候とは、上の二十四節気を更に
約5日に分割して割り振られたもの。

一つの節気の中に3つの候が入ると考えると分かりやすい。
(んで、それぞれを初候、次候、末候という)

例えば今の時期(12月21日)なら

二十四節気で言えば「大雪(たいせつ)」
更に七十二候で言えば末候の「鱖魚群(さけのうおむらがる)」

この後の「冬至」(12月22日~1月4日)という二十四節気を分割すると

  • 初候:乃東生(なつかれくさしょうず)12月22日~12月25日
  • 次候:麋角解(おおしかのつのおつる)12月26日~12月30日
  • 末候:雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる)12月31日~1月4日

二十四節気との違いは、
大体3文字から4文字の短文になっている部分。

本などに例えると、
二十四節気‟見出し”‟大見出し”
七十二候‟本文”もしくは‟小見出し”
ってところか。

で、今回、読みを付けてあるけれど、
この七十二候の短文を全部読める人は
一体何人いるだろう?

乃東生」なんて読めるか?
少なくとも私は最初読めなかったし、
別に七十二候全てを記憶しているわけじゃない。

でも、全部記憶してなくても、全部読めなくても
1つでも2つでも「あぁ」って思うものがあったら
楽しいんじゃないかと思うのだ。

手帳を使って七十二候を覚えよう!

来年の手帳は1日1ページである。
つまり、スペースは豊富にある。

じゃあ、そのスペースの一部を使って、
もっと七十二候を考えてみよう!!
と思ったりしちゃったりして(´>ω∂‘)てへぺろ☆

デイリーページに七十二候の暦シール

この「暦生活」のシリーズの暦シールは、
多分サイズ的にマンスリーに貼れるように作られている。

だが、いかに小さなシールでもマンスリーの小さい枠に貼ると、
肝心の検索機能が落ちる。

そこで、デイリーの日付の横に貼る事にした。

購入時は「手帳下ごしらえ」としてまとめて貼るつもりでいたのだが、
デイリーに貼る事にしたら、
むしろまとめるにしても1月分、
もしくは2枚くらいずつ貼っていくのがいい気がしてきた。

もちろん、ただ貼るのではない。
貼ったら横に‟読み方”
それについての‟自分なりのコメントを付ける”
という課題つきで貼る

 

人は物事をただ暗記しようとすると記憶に残りにくい。
何かと関連付けたり、感情と結びつけると
記憶は比較的楽に長期保存できる。

感情と言っても、あまり大袈裟に考えなくていい。
要はイメージだ。

例えば、上のシールは「芹乃栄(せりすなわちさかう)」
意味は「芹がよく育つ」

1月6日に芹って言ったら何を思うだろう。
私は実家にいた頃、よく鍋に入っていたのを思い出す。

外は雪。
曇る窓ガラス。
そしてテーブルの中央でホワホワと湯気を上げる鍋。
・・・の上にモサっと盛られた芹。
・・・・あぁぁぁ、あの独特のクセ!!(苦手)

芹という単語一つで結構イメージというのは広がる。
そしてその広がるイメージが記憶を支えるのだ。

こんな調子で5日に1回、七十二候を改めて考えていけば、
1年後には1/3は覚えているのではないかという計算だ。

まぁここまでしなくても、
マンスリーでも週間でも好きな所に貼って
「今日は〇〇」
「明日は〇〇」
と考えると、また違った一年が過ごせるのではないかと思う。

中には「現代の考えとは合わない」と思うものもあるから、
「何故合わないと感じるか?」
書き留めなくても考えて見ればいい。

また、自分の好きな季節にピッタリの言葉を見つけたら
「昔の人も同じ事を思っていた」と嬉しくなる。

また、候や節気に合わせて旬の食材を調べ、
それで1品作ってレシピを残すっていうのも
料理好きなら楽しいだろう。

別にこれをやったから何か特別な事があるわけではない。
ちょっとした教養が身について、
暇が潰れるだけだ。

だが、人生を楽しむにはそうゆう
「遊び」
が必要だと思う。

大人の遊びだよ、オ・ト・ナの遊び。
ふふふふふふ・・・・(ΦωΦ)

白紙プレッシャー対策にも

それと、こうゆう結構どうでもいい「やること」を
一つ作っておくと、
何も手帳に書く事がない時でも
そこだけは確実に埋まるんだよ。

‟手帳の白紙プレッシャー対策”でもあるんだよね、コレ。

オマケ・月齢シール

ついでに一緒に購入した月齢シール。
これも中々いい。

新月・上弦・満月・下限だけでなく、
スーパームーン、中秋の名月、十三夜、ブルームーン
も各一枚づつついてくる。

まぁ月も「立待月(たちまちづき)」とか
普段馴染みがない名前があるから面白いんだけれどね。

EDiTは元々月齢が書いてある手帳なんだが、
〇と●では分かりにくいし、味気ない。

こっちはデコってほどではないけれど、
一服の清涼剤的にマンスリーに貼る事に決定している。

より一層、月を見上げるのが楽しくなりそうだ。

暦生活および新日本カレンダー株式会社

んで、このシールだが、先の通り
「新日本カレンダー株式会社」
という所から発売されている。

会社自体のHPもあるが、「暦生活」という
暦についての情報などがまとめられているサイトもある。

この「暦生活」のサイトが中々面白いので、
今日の記事を見て
「もっと暦について知りたい」
という人には是非一度訪れてもらいたい。

暦生活:https://www.543life.com/

新日本カレンダー株式会社:
https://www.543life.com/sora/soracalendar2019.html

「HPはどうでもいい、とりあえずシール欲しい」
という人は以下からどうぞ。

これ以外にも「行事(節分など)バージョン」や、
「二十四節気バージョン」などがあり、
楽しみ方色々。

元々日めくりカレンダー屋さんという事もあり
「宙(そら)の日めくりカレンダー」
なんか、中々秀逸なので一見の価値がある。

 

とかく現代人は時間に追われがちである。

気付くと1週間が過ぎ、
あれよあれよと思う間に一か月が過ぎ、
ふと気付くと季節は遥か彼方後ろ。

異常気象だ、暖冬だ、猛暑だ
春と秋がまばたきの間しかないとか
色々あるけれど、
やっぱり季節はあるし、
我々だって、本来その流れの一部だろう。

「だって昔とくらべて時間が・・・」
というのは簡単だが、
昔に比べて、人の寿命は延びているのだから
考えようによってはプラマイ0なのだ。

だったら、1年くらい、
もっと一生が短かった人でも感じられた
季節の移り変わりをかみしめる年があっても
いいんじゃないかと思ったりする。

来年は今年以上に季節と共に歩めるといいなぁ。

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