2019年 2月 の投稿一覧

人参殺しの部屋

もう15年くらいお世話になっている美容師さんとの雑談で、

「‟でる部屋”では、食い物が驚くほど早く腐る」

という話になった。
(美容師さんは視えるというより感じるほう)

食い物が早く腐る・・・あぁ、そう言えば
そんな話を昔聞いたな。

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開運玄関

「届ける」仕事が妙に好きで
今のライスワークもやっぱり届ける仕事をしている
水彩画家である。

今日は今まで配達で訪問した先で気になった
‟とあるもの”
の話だ。

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住人が定着しない部屋の謎

私には描く事を放棄して、
ひたすら手紙を持って走り回る
モラトリアムな時代があった。

以来「届ける」という仕事が割と気に入り
ライスワークをする時は
そうゆう仕事をメインにしている。

で、仕事柄、当然いろんな家の玄関を覗く事になるんだが・・・

まぁそうすると色んな意味で
「おっ!!」
と思う事がある。

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幻想桜譚 ~開花にもプレは付き物~

あれよあれよという間に1月が過ぎ、立春も過ぎた。

七十二候も次に巡ってくるのは
「魚上氷(うおこおりをいずる)」

日常でも冷たい風の中に、
一筋の春の匂いが混じる。

この国で春の代表的な花と言えば「桜」だ。
梅・桃ももちろんいいが、やはり桜が一番いい。

今日はそんな春と花の不思議な話だ。 続きを読む

花の怪 ~桜奇譚~

昔から、花の咲く木が好きだ。

梅、桃、木蓮、椿、
そして

桜は花が咲いても、若葉でも、
冬の裸木でも好きだ。

付属される毛虫はさておき、
枝ぶり、葉、幹の質感、
何処を取っても美しい。

好きだからなのか、それとも
何か繋がりがあるから好きなのかは
分からない。

分かっているのは、

桜の木にだけ視えるものがある

という事。

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銀の龍を背に乗せて ~犬と龍と降水確率~

「雨男・雨女」
という言葉がある。

これは雨によく降られる人間を指す言葉なんだが、
我が家の愛犬・柴子(柴犬・メス・14歳)は、
‟雨女”ならぬ‟雨犬”である。

そんな柴子の雨犬理由を
また妄想パワー全開で考察してみたい。

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柴犬の龍神参り

古今東西、動物の不思議な話、奇怪な話は、
不思議と猫にまつわるものが多い。

勿論、犬についての話がないわけではないが、
どうも猫の話に比べるとインパクトに欠ける気がする。
というか、犬は「しっぺい太郎」のような英雄譚
のほうが多い気がする。

実際、世の中が「犬派・猫派」に分かれる中、
コウモリ野郎的立ち位置で両方を飼っている私としても
「これは」と思うエピソードは明らかに猫達のほうが多い。

とはいえ、やっぱり犬にも見ていて不思議だと思う事はあるのだ。

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祖父の失敗は母の成功の元 ~おふくろの味は田んぼダイブに由来する~

最近、脱ペーパードライバーを果たし、
車で遠出もするようになったバイクBBAである。

所で、皆さんは
「ドライブのおとも」
にする食料はなんだろう?

お菓子ではなく弁当的な意味でだ。

我が家では一風変わった‟あるもの”
が定番になっているんだが、
それにはこんな経緯が隠されている。

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