私は基本、おいそれと願掛けをしない。
まかりなりにも神と名の付くものに
己の欲望をぶつけるのは如何なものか?
という事もあるし、そもそも
「世の中にタダのものは一つもない」
と思っているからだ。
世の中、タダで手に入るものは一つもない。
それは相手が神であってもだ。
私は基本、おいそれと願掛けをしない。
まかりなりにも神と名の付くものに
己の欲望をぶつけるのは如何なものか?
という事もあるし、そもそも
「世の中にタダのものは一つもない」
と思っているからだ。
世の中、タダで手に入るものは一つもない。
それは相手が神であってもだ。
もう15年くらいお世話になっている美容師さんとの雑談で、
「‟でる部屋”では、食い物が驚くほど早く腐る」
という話になった。
(美容師さんは視えるというより感じるほう)
食い物が早く腐る・・・あぁ、そう言えば
そんな話を昔聞いたな。
パートナーとの会話の内容は
日常の事から、過去の思い出話に至るまで、
実に様々なのは、
我が家に限った話ではないだろう。
これは、ある日の我が家の夫婦の会話で、
その時の話題は
「旅の思い出話」
だったのだが・・・
そこはそれ、拝み屋のダンナだから、
まぁ・・・ちょっと・・・一風変わっていたんだよ。
うちのダンナが怪異について語る時、
こう言っちゃなんだが、
怖さもありがたみもない。
けして話下手ではないし、説明も下手ではない。
ボキャブラリーが少ないわけでもない。
が、“物語る”というのが下手なのだ。
何しろ某神社に以前あったという
アメノウズメノミコトの絵の説明をさせたら
「昔のは、もっとチチ放り出した格好で・・・」
という調子なのだから。
せめて「胸をはだけたしどけない姿で」くらい言え。
今夜は、そんなダンナの嘘や誇張がないゆえに、
ありがたみに欠ける話を
ありがたみがないままにダラダラ書きたい。
世の中に溢れる怖い話や不思議な話というのは、
語り手の体験談
語り手の友達の友達の話
というのがパターンだ。
高山という土地を訪れると、妙に目につくのが蝶である。
前回水無さんを訪れた時は、ずっと蝶がついてきていたし、
高山には蝶の博物館があるそうだ。
そうして見かける蝶の中には、
「黒蝶」「黒アゲハ」
などと呼ばれる真っ黒なものがいる。
蝶と言えば、
カラフルで華やかなイメージの昆虫だが、
私は、そんなイメージと真逆の黒い蝶が割と好きだ。
そして黒い蝶には、こんな思い出がある。
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県内では程々に有名らしい古虎渓の心霊スポット
‟古虎渓ハウス”
だがしかし、もっとも身近な‟見える人間”であるダンナは
「別に俺にしてみたらスポットなんてそこら中にある」
とよく言う。
そんな訳で、今回は‟続・古虎渓の怪”
ダンナが古虎渓ハウスの傍で体験した話を紹介したい。
夏になると必ず「心霊スポットに凸る」という話が出てくる。
まぁ別に行くのは勝手だけどな。
自己責任で行くのであれば止めない。
ちなみに私は基本行かないほうだ。
理由は簡単。
蚊に刺されるのが嫌だからだ。
つーか、確実に霊感があり、行けば必ず見れるというならまだしも、
0感で見えるかもわからんのに、わざわざ行く奴の気が知れない。
とはいえ、世の中には「そうゆうものを見てみたい」という人もいるだろう。
そんな訳で、今回は夏休みスペシャル企画!として、
とある心霊スポットを見に行ってみた。
今はすっかり丸くなり、普段は“ただの好々爺”と化している
拝み屋のジジイだが、実は若い頃・・・
Vシネマによくある職業
をしていた事がある。
これについてはうちのダンナも同様で、
だから多分仲良くなったのかなぁって思っている。
勿論、二人とも今はすっかりカタギだ。
まぁ拝み屋って職業をカタギに数えていいかの謎はあるが(笑)
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